7大仏跡を巡るブッダの足跡を辿る旅

インド&ネパール紀行10日間

(ブッタガヤ、クシーナガル、ルンビニ、サールナート)

INDIA10D_033AI

ブッダガヤ/ユネスコ世界遺産に登録されている「大菩提寺(マハーボディー寺院)」
クシーナガル/涅槃堂には涅槃に入った仏陀の姿を表す巨大な横たわる仏像が安置されています。
ブッダガヤ/巨大なブッダの像

モデルプランのおすすめ概要

インドの7大仏跡(ルンビニ、ブッタガヤ、サールナート、クシーナガル、ラージギル、バイシャリ、シュラヴァスティ(サヘート・マヘート))をめぐるインド紀行です。

ポイント
  • 四大聖地である、仏陀の誕生の地ルンビニ、成道の地ブッダガヤ、初転法輪の地サールナート、涅槃の地クシーナガルを訪れ、さらに、常住説法の地ラージギル、夏の逗留地サヘート(祇園精舎)、最後の説法の地バイシャリ、合計7つの聖地を巡ります。
  • 玄奘三蔵が学びを深めた最後の目的地、ナーランダの仏教大学跡も訪問します。
  • デリーからバラナシ、ラクナウからデリーは空路で移動します。
訪問する世界遺産

ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディー寺院)/ビハール州ナーランダ―のナーランダ・マハーヴィハーラの考古遺構/仏陀の生誕地ルンビニ

ルンビニのマヤ・デヴィ寺院
ルンビニ/マヤ・デヴィ寺院
COLUMN

ルンビニ

ルンビニ(Lumbini)は、ネパール南部のルンビニ県にある仏教の聖地で、仏陀の生誕地として知られています。紀元前5世紀に仏陀が生まれたとされるこの地は、仏教徒にとって重要な巡礼地であり、1985年にはユネスコの世界遺産に登録されています。ルンビニの中心には、マヤ・デヴィ寺院があり、仏陀の母マヤ・デヴィが仏陀を出産したと伝えられる場所に建てられています。寺院の内部には、仏陀の生誕を記念する石の基壇があり、その周囲には古代の遺物が展示されています。ルンビニには、アショーカ王の石柱も存在します。この石柱は紀元前3世紀にアショーカ王によって建立され、仏教の聖地としてのルンビニの重要性を示す碑文が刻まれています。

ブッダガヤの大菩提寺(マハーボディー寺院)
ブッダガヤ/大菩提寺(マハーボディー寺院)
ブッダガヤのブッダの像
ブッダガヤ/ブッダの像
COLUMN

ブッダガヤ

ブッダガヤ(Bodh Gaya)は、ビハール州にある仏教の最も重要な聖地で、ゴータマ・シッダールタが悟りを開き仏陀となった場所として知られています。ブッダガヤの中心には、ユネスコ世界遺産に登録されている大菩提寺(マハーボディー寺院)があり、仏陀が菩提樹の下で瞑想し、悟りを開いたとされる場所です。この菩提樹は、元の木の子孫とされ、寺院には仏陀の生涯を描いた多くの遺跡や彫刻が残っています。仏陀が悟りを得る前、近くのスジャータ村で貧しい女性スジャータが乳粥を捧げたと伝えられ、その後仏陀は体力を回復し、悟りへの道を歩み始めました。さらに、彼はネーランジャラー川(尼連禅河)で沐浴し、その後、菩提樹の下で7日間瞑想を続け、ついに悟りを開きました。

ダメーク・ストゥーパ・台座13mの上に建つ約31mの塔
ダメーク・ストゥーパ/台座13mの上に建つ約31mの塔
COLUMN

サールナート

サールナート(Sarnath)は、バラナシの北東約10kmに位置し、仏陀が悟りを開いた後、最初に教えを説いた場所として知られています。この地は仏教の四大聖地の一つであり、仏教の始まりを象徴する「初転法輪(しょてんほうりん)」の地とされています。紀元前6世紀頃、仏陀(ゴータマ・シッダールタ)は悟りを開いた後、ここで5人の弟子に初めて自らの教えを説きました。紀元前3世紀には、仏教の普及を図ったアショーカ王(治世はBC268年からBC232年まで)がこの地を訪れ、ストゥーパや柱などの建築物を建立し、サールナートを仏教の主要な巡礼地として発展させました。中世にはイスラム教勢力によって一部の仏教遺跡が破壊されましたが、19世紀にイギリスの考古学者によって再発見され、修復が行われました。現在、サールナートは仏教徒にとって非常に重要な巡礼地であり、世界中から訪れる人々によって、その文化的・宗教的な意義が再び高まっています。

涅槃堂のブッダの仏像
クシーナガル/涅槃堂のブッダの仏像
涅槃堂のブッダの仏像
クシーナガル/涅槃堂のブッダの仏像
COLUMN

クシーナガル

クシーナガル(Kushinagar)は、ウッタル・プラデーシュ州にある仏陀が入滅した仏教の四大聖地の一つです。ここで仏陀は涅槃(解脱)に達し、仏教徒にとって重要な巡礼地となっています。クシーナガルの象徴的な遺跡の一つが涅槃堂で、涅槃に入った仏陀の姿を表す巨大な横たわる仏像が安置されています。この堂は、仏陀の最後の姿を見守る弟子たちの姿と共に、訪れる巡礼者たちの瞑想と祈りの場となっています。もう一つの重要な遺跡がラーマーバールストゥーパで、ここは仏陀の遺骨が火葬された場所とされ、仏教徒にとって神聖なシンボルです。高さ約15mのこのストゥーパは、シンプルながらも荘厳な存在感を放っています。さらに、クシーナガルには仏陀が弟子たちに最後の教えを説いたブッダ最後の説法地跡もあり、ここで仏教の教義が後世に伝えられる重要な瞬間が刻まれました。

ラージキルの霊鷲山
ラージキル/霊鷲山の白いストゥーパ
COLUMN

ラージキル

ラージキル(Rajgir)は、ビハール州にある古代インドで宗教的および政治的に重要な場所です。特に仏教とジャイナ教にとって聖地であり、仏陀が多くの教えを説いた地として知られています。ラージキルで最も著名な場所の一つが「霊鷲山(りょうじゅせん)」で、仏陀がここで『法華経』などの教えを説いたとされ、世界中の仏教徒が訪れる巡礼地です。山頂には仏陀が弟子たちに多くの説法を行ったとされる石の座が残っており、瞑想や祈りの場となっています。また、「竹林精舎(ちくりんしょうじゃ)」もラージキルの重要な場所で、仏陀がビンビサーラ王の寄進によって設けられたこの精舎で多くの時間を過ごし、弟子たちと共に修行を行ったとされています。

アショーカ王の石柱
バイシャリ/アショーカ王の石柱
COLUMN

バイシャリ

バイシャリ(Vaishali)は、ビハール州にある古代都市で、仏教とジャイナ教の歴史において重要な聖地です。パトナから北に約60kmの場所にあり、古代には世界で最も古い共和国「ヴァッジ国」の首都として栄えました。仏陀が幾度も訪れ、最後の説法を行った地であり、仏教徒にとって特に重要な巡礼地となっています。また、仏陀が涅槃を予言した地としても知られ、多くの人々が仏教に帰依する契機となりました。バイシャリには、紀元前3世紀にアショーカ王によって建立された「アショーカ王の石柱」が現存しており、その上には獅子の像が彫られ、仏教の象徴とされています。この石柱はアショーカ王が仏教を広めるために建設した多くの遺跡の一つです。バイシャリはまた、ジャイナ教の24人のティルタンカラの一人、マハーヴィーラの生誕地としても有名で、彼がここで悟りを開いたことからジャイナ教徒にとっても重要な聖地とされています。

祇園精舎の香堂・サヘート
祇園精舎の香堂・サヘート
COLUMN

シュラヴァスティ

シュラヴァスティ(Shravasti)は、ウッタル・プラデーシュ州にある古代都市で、仏教の重要な聖地です。サヘート遺跡はシュラヴァスティの北部にあり、ここには祇園精舎(ジェータ林)があります。祇園精舎は仏陀が数多くの説法を行った場所で、仏教徒にとって非常に重要な場所です。仏陀はここで頻繁に教えを広めました。マヘート遺跡はシュラヴァスティの南部に広がり、ここには舎衛城(シュラヴァスティ)の遺跡があります。舎衛城は仏陀の時代にはコーサラ国の首都であり、都市全体が宗教的および政治的な中心地として機能していました。サヘートとマヘートは物理的には別々の遺跡群ですが、歴史的には密接に関連しています。仏陀の時代には、舎衛城の中に祇園精舎が存在し、都市全体が宗教的および政治的中心として重要な役割を果たしていました。

日程表

区間 スケジュール
1 東京飛行機デリー 午後:成田発、空路にてデリーへ
夜:デリー着後、日本語ガイドがお出迎えしホテルへ
【デリー泊】/食事:朝×昼×夕×
2 デリー飛行機バラナシ 朝:日本語ガイドとともに空港へ
午前:デリ-発、空路にてバラナシへ
午後:バラナシ着後、サールナートへ
午後:ブッダが最初に説法を行った地サールナート観光
(○ダメーク・ストゥーパ、○アショーカ王の石柱、◎考古学博物館(金曜日休み)、○ムールガンダ・クティー寺院)
観光後、バラナシへ
【バラナシ泊】/食事:朝○昼○夕○
3 バラナシ車ブッダガヤ 早朝:小船でガンジス河の沐浴風景を見学します。
朝:ブッタガヤへ
午後:ブッダが覚りを開いた地ブッダガヤ観光
(◎大菩提寺(マハーボディー寺院)、○スジャータ村、○ネーランジャラー川(尼連禅河))
【ブッタガヤ泊】/食事:朝○昼○夕○
4 ブッタガヤ車ラージキル 午前:ラージギルへ
午後:ラージキル観光
(○竹林精舎)
【ラージキル泊】/食事:朝○昼○夕○
5 ラージキル車バイシャリ 早朝:ラージキル観光
(○霊鷲山)※ご来光を目指して霊鷲山を登ります。
午前:バイシャリへ
途中、ナーランダ観光
(○ナーランダ遺跡)
【バイシャリ泊】/食事:朝○昼○夕○
6 バイシャリ車クシーナガル 午前:バイシャリ観光
(○アショーカ王の石柱)
観光後、クシーナガルへ
途中、ケサリヤのストゥーパに寄ります。
午後:ブッダ涅槃の地クシーナガル観光
(◎涅槃堂、○ラーマーバールストゥーパ、○ブッダ最後の説法地跡)
【クシーナガル泊】/食事:朝○昼○夕○
7 クシーナガル車ルンビニ 午前:ルンビニへ
午前:ブッダ生誕の地ルンビニ観光
(◎マヤ・デヴィ寺院、○アショーカ王の石柱)
【ルンビニ泊】/食事:朝○昼○夕○
8 ルンビニ車シュラヴァスティ 午前:シュラヴァスティへ
午後:シュラヴァスティ観光
(○祇園精舎(サヘート)、○舎衛城跡(マヘート))
【シュラヴァスティ泊】/食事:朝○昼○夕○
9 シュラヴァスティ車ラクナウ飛行機デリー飛行機 午前:ラクナウへ
午後:ラクナウ発、空路にてデリーへ
夕刻~夜:デリー着後、レストランにて夕食、その後空港へ
夜~深夜:デリー発、空路にて帰国の途へ
【機中泊】/食事:朝○昼○夕○
10 東京 午後:成田着
日程表の見方
◎:入場観光、○:下車観光
時間帯の目安
交通手段アイコン
飛行機:飛行機/ 車:車/ バス:バス
船:船/ボート:ボート/ 列車:列車

参考料金

2名様で参加 1名様で参加
ベーシック時期 ¥328,000~ ¥513,000~
  • 上記の参考料金はモデルプラン通りの日程をもとに算出したお一人様あたりの旅行代金の目安額です。
  • 参考料金には燃油サーチャージや空港諸税は含まれておりません(別途かかります)。
  • 利用予定航空会社以外をご指定の場合、またはエコノミークラス以外をご指定の場合は追加代金により適用可能です。
  • その他、訪問地の変更、日程の延長、ホテル指定など、お客様のご要望に合わせた日程づくりが可能です。

実施内容

利用予定航空会社 エアインディア
利用予定ホテル 下記または同等クラス
■デリー:ヴィヴァンタ・ニューデリー・ドワールカ
■バラナシ:ラディソン
■ブッタガヤ:マラサ・サロヴァール・プレミヤ・ブッタガヤ
■ラージギル:インド・ホッケホテル
■クシーナガル:ロイヤル・レジデンシー、インペリアル
■ルンビニ:ブッダ・マヤ・ガーデン
■シュラヴァスティ:ホテルプラチナム・シュラヴァスティ
食事 朝食8回、昼食8回、夕食8回
参加人数 1名様
添乗員 同行しません。

注意事項

査証(ビザ)について インドは査証が必要です。
ネパールは査証が必要です(国境にて取得可)。
インド・ネパール旅程における注意事項
  • 車両とガイドについて:
    専用車を利用し、日本語のガイドがご案内します。
航空座席の予約手配に関する注意事項
  • フライトスケジュールの変更やお見積り時の旅行代金で利用する航空座席の予約クラスが満席の場合、追加代金がかかるお座席をご提案する場合がございます。
  • 各地の国内線は、ご予約と同時に即発券となり、発券後のキャンセルはできません。そのため、予約のタイミングを見計らって手配を進めますが、残席数が少なくなった場合は、即時発券させていただきます。その場合は通常の取消規定とは別にご案内する所定の取消料が適用されますのでご注意ください。
その他注意事項
  • 燃油サーチャージ、空港諸税、現地ガイドへのチップ等は旅行代金に含まれておりません。
  • ご利用いただく区間によっては、お預け手荷物費用が無料ではなく有料(現地払い)となる場合がございます。
  • 日程表上の国内線の時刻は、予告なしに変更となる場合がございますので目安としてご参照ください。
  • 乗り継ぎ地での搭乗手続きは、お客様自身で行っていただきます。