絶滅危惧種のアイアイと4つの保護区を訪ねる
ベレンティ保護区・ナハンプアナ保護区・パルマリウム保護区・ペリネ特別保護区

マダガスカル大自然紀行10日間

MADAGASCAR10D_024ET

ベレンティ保護区/リング模様の長い尻尾を立てて行進するワオキツネザルたち
ベレンティ保護区/太陽の日差しで体を温める愛らしいベローシファカ
ベレンティ保護区/両腕を上げてピョンピョンと飛び跳ねるベローシファカの横っ飛び歩行
カラフルな色をもつパンサーカメレオン
カラフルな色をもつパンサーカメレオン
マダガスカル東部に棲息するトマトガエル
美しいパンガラン運河の水上風景(Pangalanes canal)
アンカニヌフィ/アンピタブ湖畔の船着き場の風景
パルマリウム保護区/様々な種類のキツネザルが真近で観察できる
パルマリウム保護区/シロクロエリマキキツネザル

モデルプランのおすすめ概要

マダガスカルの4つの保護区(ベレンティ保護区、ナハンプアナ保護区、パルマリウム保護区、ペリネ特別保護区)を訪問するマダガスカル大自然紀行です。

ポイント
  • ベレンティ保護区では、特に人気のあるワオキツネザルとベローシファカをしっかりと観察し、シファカの横っ飛び歩行が見れるチャンスもあります。
  • ナハンプアナ保護区では、ベレンティ保護区と同様にワオキツネザルやベローシファカが観察できる他、キツネザルとの触れ合いができ、餌付けも楽しめます。
  • アンカニヌヒでは、インドリやコクレルシファカなど希少動物なども真近で観察できるキツネザルの楽園「パルマリウム保護区」とマダガスカルでもなかなか見られない「アイアイ」が観察ができる保護区を訪問します。
  • ペリネでは、マダガスカル最大の原猿類インドリの遭遇率が特に高い公園を選んでご案内します。また、キツネザルに餌付けができる人気のバコナ保護区や色鮮やかな各種カメレオンが観察できるカメレオンパークなども訪問します。
  • アンタナナリボでは、マダガスカル固有種が観察できる動植物公園クロックファームを訪問します。
  • アンタナナリボの市内観光(街歩き、またはパノラマビュー)はプラン選択が可能です。またショッピングでは、ロベールチョコレートのお店、手作り民芸品で有名なディーグマーケット、お土産選びに便利なスーパーマーケットなどへご案内します。※注意:選択プランにより異なります。
訪問する世界遺産

ベレンティ保護区のベローシファカ
ベレンティ保護区/ベローシファカ
ベレンティ保護区のワオキツネザル
ベレンティ保護区/母の背にしがみつく子ザルがかわいいワオキツネザルの親子
COLUMN

ベレンティ保護区

ベレンティ保護区(Berenty Private Reserve)は、フォールドーファンの町から車で約3時間(90km)の距離にあり、途中、スパイニーフォレストと呼ばれる刺の森を通ります。保護区への入場はベレンティロッジに宿泊するお客様か、フォールドーファンにある同系列のホテルに宿泊するお客様に限定という完全な私営保護区です。現在、保護区内に棲息するキツネザルは6種類で、しっぽが長くて縞模様のワオキツネザルと横っ飛び歩行のベローシファカが特に有名です。

ナハンプアナ保護区
ナハンプアナ保護区/子ザルを背中に乗せているワオキツネザル
ナハンプアナ保護区
ナハンプアナ保護区/餌を食べるベローシファカ
COLUMN

ナハンプアナ保護区

ナハンプアナ保護区(Nahampoana Reserve)は、フォールドーファン空港から車で約20分の距離にあります。ベレンティ保護区を訪問した帰りに1泊したり、またベレンティまで足を延ばせない方にはお勧めです。約50ヘクタールのコンパクトな敷地内にワオキツネザルやベローシファカをはじめ、6種類が棲息しています。ちなみに、ベレンティ保護区の面積は約250ヘクタールもあり、東京ドーム約53個分の大きさです。

バコナ保護区のレミュールアイランド
キツネザルたちの楽園レミュールアイランドへはボートで堀を渡ります
バコナ保護区のレミュールアイランド
レミュールアイランドではキツネザルとの触れ合いが楽しめます
COLUMN

バコナ保護区

バコナ保護区(Vakona Private Reserve)は私営保護区で、バコナフォレスト・ロッジの敷地の中にあり、動物とのふれあいが楽しめる人気のスポットです。自然豊かな敷地に人口の水路が整備され、レミュールアイランドという人工の島には、シロクロエリマキキツネザル、チャイロキツネザル、ワオキツネザル、カンムリシファカ、アカエリマキキツネザル、ハイイロジェントルキツネザルなど約6種類のキツネザルが放し飼いにされています。野生動物とのふれあいが規制されるマダガスカルでは数少ない貴重な場所です。

世界最重量のパーソンカメレオン
世界最重量のパーソンカメレオン
カラフルな色をもつパンサーカメレオン
カラフルな色をもつパンサーカメレオン
ヒメカメレオン
指先にちょこっと乗るサイズのヒメカメレオン
COLUMN

カメレオンパーク

カメレオンパークは、アンタナナリボから東へ約75 kmのマロゼボにある個人経営の保護区(または動物園)で、正式名称は「Madagascar Exotic」です。ペリネへ向かう途中に立ち寄る人気のスポットです。フランスの昆虫学者アンドレ・ペレラス氏が個人で収集した多くの爬虫類や両生類、蝶々などが見学できます。特に種類の多いカメレオンが有名なので別名「カメレオンパーク」と呼ばれています。

アンカニヌフィのアンピタブ湖畔
アンピタブ湖畔の船着き場の風景
パルマリウム保護区
パルマリウム保護区/アカハラキツネザル
パルマリウム保護区
パルマリウム保護区/インドリ
COLUMN

アンカニヌフィの魅力について

マダガスカル東部の海岸沿いには、北のタマタブ(Toamasina)から南のファラファンガナ(Farafangana)の約700kmにわたって、淡水のパンガラン運河(Pangalanes canal)があります。そしてこの運河とともに美しいビーチを有する湖がいくつかあります。そのうちのひとつ、アンピタブ湖畔(Ampitabe lake)に開発されたアンカニヌフィ(Ankanin'ny Nofy)のリゾートエリアに滞在するのが本コースです。1961年にドイツ人がこのエリアの土地を購入して植物園を創設して以降、2000年代になってフランス人がこの地域を所有する中で保護区の整備が行われ、インドリやコクレルシファカなど希少動物なども真近で観察できるキツネザルの楽園が形成されました。それがパルマリウム保護区(Palmarium Reserve)です。また、このエリアには絶滅危惧種に指定されている「アイアイ」が観察ができる保護区があり、ガイド同行のもと夜間のウォーキングサファリがお楽しみいただけます。

夜行性キツネザル「アイアイ」
夜行性キツネザル「アイアイ」/絶滅危惧種に指定されている希少動物
COLUMN

アイアイ(Aye-Aye)について

昭和の日本人には馴染みのある童謡『アイアイ』の歌に登場する「おさるさん」こそ、実は現在絶滅危惧種に指定されているマダガスカルに唯一棲息するこのアイアイです。 見た目は不気味で大きな目、白髪交じりの黒い体毛、異様に細長い指。これだけを見ればタスマニアデビルと同様に悪魔の化身か何かと信じられたことは想像に難くありません。 夜行性で細長い中指を使って木の中に潜む幼虫を引きずり出して食べる”特徴ある食べ方”はやや不気味ですが、マダガスカルにおける貴重な固有種の代表格であることも事実です。

日程表

区間 スケジュール
1 東京飛行機アジスアベバ 夜:成田発、空路にて<ソウル経由>アジスアベバへ
【機中泊】/食事:朝×昼×夕×
2 アジスアベバ飛行機アンタナナリボ 午前:アジスアベバ着後、ご自身でお乗換え
午前:アジスアベバ発、空路にてアンタナナリボへ
午後:アンタナナリボ着後、クロックファームを訪問します。
ワニ、キツネザル、カメレオン、バオバブ、その他のマダガスカル固有種が観察できる動物植物公園です。
観光後、空港近くのホテルへ
夜:ホテルにて夕食
【アンタナナリボ空港近郊泊】/食事:朝×昼×夕○
3 アンタナナリボ飛行機フォールドーファン車ベレンティ 早朝:専用車にて空港へ
朝:アンタナナリボ発、空路にてフォールドーファンへ
午前:フォールドーファン着後、車にてべレンティ保護区へ(約3時間)
途中、車窓からは南部特有ののどかな田園風景をお楽しみください。峠を越えると景色は一転してタコノキやサイザルなどのサボテン種が多い「スパイニーフォレスト(刺の森)」と呼ばれる乾燥樹林帯を走ります。
昼:ロッジにて昼食
午後:ベレンティ保護区にてウォーキング・デイサファリ
夜:ベレンティ保護区にてウォーキング・ナイトサファリ
夜:ロッジにて夕食
【ベレンティ泊】/食事:朝○昼○夕○
4 ベレンティ車ナハンプアナ 午前:ベレンティ保護区にてウォーキング・モーニングサファリ
しっぽのリング模様がかわいいワオキツネザルや横っ跳び歩行で有名なベローシファカなど、様々な原猿類や各種動物を観察しながらベレンティの森を散策します。
その後、車にてナハンプアナ保護区へ
途中、フォールドーファンのホテルにて昼食
午後:ナハンプアナ保護区にてウォーキング・デイサファリ
保護区にはワオキツネザルやベローシファカなど数種類のキツネザルが棲息し、餌付けも楽しめます。
夜:ナハンプアナ保護区にてウォーキング・ナイトサファリ
夜:ロッジにて夕食
【ナハンプアナ泊】/食事:朝○昼○夕○
5 ナハンプアナ車フォールドーファン飛行機アンタナナリボ車ペリネ 朝:車にてフォールドーファン空港へ
午前:フォールドーファン発、空路にてアンタナナリボへ
午前:アンタナナリボ着後、専用車にてペリネへ
東部特有ののどかな田園風景を車窓からお楽しみください。
途中、カメレオンパークを訪問します。
大小様々なカメレオンやマダガスカル固有の珍しい昆虫類や爬虫類などをご覧いただきます。
夜:保護区にてウォーキング・ナイトサファリ
ナイトサファリでは日中見られない夜行性の原猿類(イタチキツネザル、ネズミキツネザル)やカメレオンとの遭遇が期待できます。
夜:ホテルにて夕食
【ペリネ泊】/食事:朝○昼○夕○
6 ペリネ車マナンバトボートアンカニヌフィ 午前:ペリネの森公園とバコナ保護区を訪問します。
ペリネの森公園では、マダガスカル最大の原猿類インドリが棲息する森の中を散策します。バコナ保護区では、シロクロエリマキキツネザルをはじめ、数種類のキツネザルがいるレミュール・アイランドへカヌーで渡り保護区内を散策します。
その後、専用車にてマナンバトへ(約3時間)
着後、マナンバトのレストランにて昼食
昼食後、マナンバト湖畔から高速ボートに乗ってアンカニヌフィへ(約1時間)
マナンバトがある「ラソアブ湖」とアンカニヌフィがある「アンピタブ湖」は、パンガラン運河でつながっており、高速ボートでおよそ1時間のクルージングです。水上からの美しい風景をお楽しみください。
午後:ボートを湖畔に係留して上陸しホテルへ(チェックイン後はフリータイム
夕刻:アイアイの保護区訪問(ウォーキング・ナイトサファリ)
絶滅危惧種に指定されている夜行性のキツネザル「アイアイ」を観察します。(保護区まではボートで移動)
夜:ロッジにて夕食
【アンカニヌフィ泊】/食事:朝○昼○夕○
7 アンカニヌフィ 午前:パルマリウム保護区を訪問します。
主に見られる動物 パルマリウム保護区では、シロクロエリマキキツネザル、ブラウンキツネザル、カンムリキツネザル、コクレルシファカ、クロキツネザル、アカハラキツネザルなど、およそ10種類ほどのキツネザルが棲息しています。ペリネの森公園とは違い、森の奥深くに入らずとも何種類ものキツネザルたちに容易に出会えるのが特徴です。またキツネザルのほかに、パンサーカメレオンやパーソンカメレオン(最大種)、珍しいカエルやテンレック(ハリネズミに似ている)、野鳥も多くバードウオッチングも楽しめます。植物ではウツボカズラや彗星蘭なども生息しています。
昼:ロッジにて昼食
午後:アンピタブ湖畔にあるツーリスト村のファンタジア村を訪問します。
夕刻:アイアイの保護区を再度訪問(ウォーキング・ナイトサファリ)
※注意:再訪問を希望されない場合は、そのままホテルでご休息ください。
夜:ロッジにて夕食
【アンカニヌフィ泊】/食事:朝○昼○夕○
8 アンカニヌフィボートマナンバト車アンタナナリボ 午前:アンカニヌフィから高速ボートに乗ってマナンバトへ(約1時間)
アンピタブ湖畔を出発しラソアブ湖を通過して、パンガラン運河を南へ下ります。
着後、レストランにて昼食
昼食後、専用車にて一路アンタナナリボへ(約6時間)
夕刻:アンタナナリボ着後、ロベールチョコレートのお店を訪問します。
夜:ホテルにて夕食
【アンタナナリボ泊】/食事:朝○昼○夕○
9 アンタナナリボ飛行機アジスアベバ飛行機 午前:アンタナナリボ市内観光
AまたはBのどちらかをご予約時にご選択ください。
午前の観光選択 A:街を一望できるパノラマビュー(女王宮そば)観賞のあと、ディーグマーケットとスーパーマーケットへご案内(両方)
B:ガイドと一緒に街歩き(独立大通り・大階段・市場等)のあと、ディーグマーケット、またはスーパーマーケットへご案内(どちらか一つ)
その後、専用車でアンタナナリボ空港へ
午後:アンタナナリボ発、空路にてアジスアベバへ
夜:アジスアベバ着後、ご自身でお乗換え
深夜:アジスアベバ発、空路にて<ソウル経由>成田へ
【機中泊】/食事:朝○昼×夕×
10 東京 夜:成田着
日程表の見方
◎:入場観光、○:下車観光
時間帯の目安
交通手段アイコン
飛行機:飛行機/ 車:車/ バス:バス
船:船/ボート:ボート/ 列車:列車

参考料金

2名様で参加 1名様で参加
ベーシック時期 お問い合わせ お問い合わせ
  • 上記の参考料金はモデルプラン通りの日程をもとに算出したお一人様あたりの旅行代金の目安額です。
  • 参考料金には燃油サーチャージや空港諸税は含まれておりません(別途かかります)。
  • 利用予定航空会社以外をご指定の場合、またはエコノミークラス以外をご指定の場合は追加代金により適用可能です。
  • その他、訪問地の変更、日程の延長、ホテル指定など、お客様のご要望に合わせた日程づくりが可能です。

実施内容

利用予定航空会社 エチオピア航空
利用予定ホテル/スタンダード 下記または同等クラス
■アンタナナリボ空港近郊:オテル・オ・ミランダ
■ベレンティ:ベレンティロッジ(共通)
■ナハンプアナ:ナハンプアナロッジ(共通)
■ペリネ:フェオニアラ
■アンカニヌフィ:パルマリウムロッジ(共通)
■アンタナナリボ:シャレデローズ
利用予定ホテル/スーペリア 下記または同等クラス
■アンタナナリボ空港近郊:オーキッド
■ベレンティ:ベレンティロッジ(共通)
■ナハンプアナ:ナハンプアナロッジ(共通)
■ペリネ:バコナフォレストロッジ
■アンカニヌフィ:パルマリウムロッジ(共通)
■アンタナナリボ:ル・ルーブル
利用予定ホテル/デラックス 下記または同等クラス
■アンタナナリボ空港近郊:ルレ・デ・プラトー
■ベレンティ:ベレンティロッジ(共通)
■ナハンプアナ:ナハンプアナロッジ(共通)
■ペリネ:マンタディアロッジ
■アンカニヌフィ:パルマリウムロッジ(共通)
■アンタナナリボ:カールトン
食事 朝食7回、昼食6回、夕食7回
参加人数 1名様
添乗員 同行しません。

注意事項

査証(ビザ)について マダガスカルは査証が必要です。現地空港にて取得可能(有料)です。
マダガスカル旅程における注意事項
  • 現地ガイドについて:
    現地ガイドについては、お申し込み時に英語ガイドか日本語ガイドかのご希望をお申し出ください。
  • 雨天や諸事情により、自然の景観や野生動物たちが期待通りにご覧いただけない場合もございますのであらかじめご了承ください。
  • マダガスカル国内線の運行スケジュールは非常に流動的であり、旅行の順序を変更、あるいは観光内容を調整してご案内させていただく場合もございますので予めご了承ください。
  • 各保護区内のウォーキングサファリの回数について:
    国内線スケジュールの予期せぬ変更等により、ウォーキングサファリの回数が減少となる場合もございます。なお、その場合の代金の減額等はございませんので予めご了承ください。
  • アンタナナリボ市内観光(街歩き)とショッピングについて:
    上記の訪問先はあくまで一例となります。当日ガイドの判断で訪問先を調整することがあります。またお店の訪問日が日曜日に当たる場合はお休み、または午前営業のみとなる場合がありますので予めご了承ください。ロベールチョコレートのお店は日曜日は半日営業(10-13時)です。
航空座席の予約手配に関する注意事項
  • フライトスケジュールの変更やお見積り時の旅行代金で利用する航空座席の予約クラスが満席の場合、追加代金がかかるお座席をご提案する場合がございます。
  • 各地の国内線は、ご予約と同時に即発券となり、発券後のキャンセルはできません。そのため、予約のタイミングを見計らって手配を進めますが、残席数が少なくなった場合は、即時発券させていただきます。その場合は通常の取消規定とは別にご案内する所定の取消料が適用されますのでご注意ください。
その他注意事項
  • 燃油サーチャージ、空港諸税、現地ガイドへのチップ等は旅行代金に含まれておりません。
  • ご利用いただく区間によっては、お預け手荷物費用が無料ではなく有料(現地払い)となる場合がございます。
  • 日程表上の国内線の時刻は、予告なしに変更となる場合がございますので目安としてご参照ください。
  • 乗り継ぎ地での搭乗手続きは、お客様自身で行っていただきます。