カラファテ/
Calafate
アルゼンチン・パタゴニア観光の拠点の町。ペリトモレノ氷河やウプサラ氷河へのクルーズ船観光は、ここから車で約1時間のところにある港・プンタ・バンデーラ(Punta Bandera)から出航しています。個人で行くにはなにかと不便なので、カラファテからのバスツアーに参加するのが一般的です(日帰り観光可能)。 ロス・グラシアレス国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)では、ペリトモレノ氷河やウプサラ氷河の他、代表的な観光地としてオネジー湖やスペガッツーニ氷河などがあるのでおすすめです。ただし、クルーズ船によっては立ち寄らないこともあるので要注意です。その他、フィッツ・ロイの基点の町エル・チャルテン(El Chalten)へはバスで約4時間、パイネ国立公園の基点の町プエルト・ナタレスへはバスで約5時間の距離に位置しています。2000年に町から10kmほどのところに空港がオープンし、ブエノス・アイレスから直行便で所要約3時間半で到着します。カラファテの町はエメラルドグリーンのアルヘンティーノ湖(Lago Argentino)に面した小さな町で特に見所はありませんが、のんびりしたいい雰囲気の町です。
ロス・グラシアレス国立公園/
Los Glaciares National Park
Glaciarはスペイン語で「氷河」を意味します。その名の通り、氷河で有名な国立公園です。園内の面積は4,459k㎡。公園内には47の氷河があり、その面積は南極、グリーンランドに次ぐ世界第3位の大きさです。ここの氷河の特徴は、動きが活発なことで轟音とともに崩れ落ちる様子を見ることができます。1937年に国立公園に指定され1981年にユネスコの世界遺産リストに自然遺産として登録されました。氷河のほかに、氷河によって削られた険しい山々も見どころのひとつです。
ペリトモレノ氷河/Glaciar Perito Moreno
全長:約35km、表面積:195k㎡~250k㎡、先端部の幅:約5km、高さ:約60m エル・カラファテから陸路で訪れることができる氷河で、展望台からの眺めがすばらしいです。展望台からは、氷河を上から見ることができる数少ない場所です。
ウプサラ氷河/Glaciar Upsala
全長:約60km、表面積:約595k㎡、先端部の幅:5~7km、高さ:80~100m 以前は園内最大の氷河でしたが、現在は温暖化などの影響で後退し現在は2番目に大きな氷河。ウプサラ氷河へは、クルーズで向かいます。