チュニス
/ Tunis
首都チュニスの市街地はチュニス湖の西岸に面して広がっています。新市街は湖西岸から西へ一直線に延びるメインストリート(ハビブ・ブルギバ通り)を横軸に、途中南北に延びる1本の大通りとクロスするエリアを中心部としています。交差する十字路の北側がパリ通りで南側がカルタゴ通りと呼ばれ、ホテル、レストラン、旅行会社、鉄道駅などが集まる繁華なエリアです。ハビブ・ブルギバ通りが独立広場を過ぎるあたりから通り名はフランス通りと名を変えてその突き当たりが旧市街(メディナ)のメインゲートのフランス門です。旧市街は南北1000m、東西700mに広がる縦長の楕円形の街で、フランス門から西へ延びるメインストリート(ジェマー・ジトゥナ通り)の先にはグラン・モスク(ジトゥナ・モスク)やシディ・ユセフ・モスクがあります。その他の見どころとして、中心街から5kmほど西に位置する「バルドー博物館(Musee National du Bardo)」があります。別名「チュニジアのルーブル」と呼ばれ、モザイクタイルのコレクションは世界一を誇り、カルタゴ遺跡の出土品が充実しています。