マラケシュ
/ Marrakesh
カサブランカから車で約4時間、ベルベル語で「神の国」を意味するモロッコ第3の都市です。モロッコのほぼ中央に位置し、街の背後には3000mから4000m級の山々が連なるアトラス山脈があります。フェズに次いで2番目に古い街で、大西洋、サハラ砂漠側から多くの人が集まる街でもあります。 ジャマ・エル・フナ広場を中心とした、北アフリカ最大の規模を誇るメディナには、巨大なスークが広がっています。旧市街(メディナ)の建物は、すべて赤土の日干しレンガで造られ、どこもかしこも赤褐色になっているのが特徴です。また、メディナの南側には史跡地区があり、マラケシュの見所は主に旧市街に集まっています。エル・バディ宮殿はかつてサード朝の宮殿であり、一部が現在も残っています。バヒヤ宮殿は19世紀に建てられた宮殿で、美しい彩色が施された天井や庭園などが見どころです。