大自然の癒しと冒険が交差する

「生命の楽園」コスタリカ

コスタリカ旅行情報

コスタリカってどんなとこ?

コスタリカは中米の中でも比較的安定している国で、世界で唯一の非武装永世中立国です。名前の由来はスペイン語で「豊かな海岸」を意味し、その名の通り豊かな自然を誇ります。エコツーリズムの発祥地としても知られ、特異な地形と多様な生態系を持っています。
コスタリカは地球上の全動植物の約5%が生息する、生物の宝庫です。鳥類は世界の10%に当たる850種が生息し、ウミガメも全8種のうち6種が産卵に訪れます。また、コスタリカには雲霧林という特有の林があり、これは熱帯雨林よりも湿度が高く、常に霧がかかっているのが特徴です。この環境では多くの動植物が擬態や警戒色、特殊な能力を発達させており、自然観察が非常に興味深いです。
コスタリカの歴史は古く、先住民族の文明にまでさかのぼり、マヤ文明の影響を受けつつもコスタリカの石球など、独特の文化が存在しました。1502年にコロンブスがカリブ海岸のリモンに到達し、16世紀初頭にスペインの植民地となりました。1821年にスペインから独立し、1838年には中米連邦から独立して現在のコスタリカ共和国が誕生しました。1949年には軍隊を廃止し、教育と医療に重点を置く政策を採用しました。これにより、中米で最も安定した民主主義国家となりました。
コスタリカの地形は非常に多様です。太平洋とカリブ海に面した海岸線、中央山脈、火山、高原、熱帯雨林が広がり、多くの国立公園や保護区があります。気候は主に熱帯で、乾季(11月から4月)雨季(5月から10月)があります。標高の高い地域では気温が低くなり、山岳地帯では変化に富んだ気候が見られます。
コスタリカの主要な経済活動は観光業、農業、電子機器の製造です。特にエコツーリズムは重要な収入源であり、自然保護と観光産業のバランスを取る努力が続けられています。また、再生可能エネルギーの利用にも積極的で、90%以上の電力を水力、風力、地熱発電から供給しています。

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サンホセ
San Jose

サンホセの中心部には、以下のような観光スポットがあります。歩いて巡ることができる範囲にあり、周辺にはカフェやレストラン、ショップなども多くあり、散策しながら地元の雰囲気を楽しむことができます。

サンホセ中央広場(Plaza de la Cultura)

市の中心に位置し、様々な歴史的建造物や文化施設が集まっています。国立劇場や黄金博物館などがあります。

コスタリカ国立劇場(Teatro Nacional)

美しい建物で、豪華な内装と美しいアーチが特徴です。ガイド付きツアーで内部を見学することができます。

コスタリカ国立博物館
(Museo Nacional de Costa Rica)

コスタリカの先史時代から現代までの展示があり、その中には有名なコスタリカの真球も含まれています。真球は、紀元前500年から紀元後1500年頃に製作されたと考えられる、精巧な金属細工の球体です。

黄金博物館(Museo del Oro Precolombino)

先コロンブス時代の金製品のコレクションを展示しています。コスタリカの先住民の文化と歴史を学ぶことができます。

サンホセ大聖堂(Catedral Metropolitana)

美しいバロック様式の建物で、コスタリカ最古の教会の一つです。内部には豪華な祭壇があります。

サンホセ市場(Mercado Central)

地元の食材や手工芸品が並ぶ市場で、地元の雰囲気を感じることができます。

中央広場
サンホセ中央広場(中央公園)
コスタリカ国立博物館
コスタリカ国立博物館
黄金博物館
黄金博物館

モンテベルデ自然保護区
Monteverde

サンホセから車で約4時間、基点の街サンタエレ-ナからはバスで約20分の距離にあります。保護区入り口付近には、ハミングバ-ドギャラリ-(ハチドリが観察できるところ)があります。保護区内には3つのトレイルがあり、ノドジロオマキザルやケツァ-ル等の野鳥が数多く棲息しています。基本的に熱帯雲霧林に棲息している動物はなかなか人前に姿を現さないため個人では見つけにくく、専門ガイドの同行をお勧めします。またモンテベルデでは動物観察の期待値が他と比べてあまり大きくないため、森林浴や植物観察に重きを置いた観光がおすすめです。保護区以外では、スカイウォ-クやスカイトレックのアクティビティを楽しむこともできます。

スカイウォ-ク
スカイウォ-ク
ノドジロオマキザル
ノドジロオマキザル
スカイトレック
スカイトレック

アレナル火山国立公園
Arenal

サンホセから車で約4時間、近郊の町はフォルトゥーナ(Fortuna)です。アレナル火山は活火山で夜になると火口から真っ赤な溶岩を噴き出すシーンを見ることができる人気の観光地です。フォルトゥーナの西12kmにはさらに温泉リゾートの「タバコン・リゾート(Tabacon Resort)」があります。大小8つの温水プールやジャグジー、エステなどもあり、地元の家族連れも多くみられます。また火山の地熱で温められた温水の流れる川があり、庭園が広がる大自然の広大な天然温泉が楽しめます。日没にはプールバーから火山見物もできます。★注意:(現在、噴火活動は休止しています。(2020年4月現在)

タバコン・リゾート
タバコン・リゾート
タバコン・リゾート
タバコン・リゾート
タバコン・リゾート
タバコン・リゾート
カーニョ・ネグロ野生保護区
カーニョ・ネグロ野生保護区

カーニョ・ネグロ野生保護区
Refugio Nacional Caño Negro

カーニョ・ネグロはニカラグア国境に近い、北部のアラフエラ地域にあり、主に湿地帯と河川の生態系を保護するために野生保護区に認定されました。フリオ川やその支流によって、広大な湿地帯、水路、川、マングローブ林、沼地、森林など、多様な生態系が形成されています。ここでは、さまざまな鳥類、両生類、爬虫類、哺乳類などの野生生物が観察できます。特に、水鳥の種類が非常に豊富です。ガイド付きのボートツアーは、出発地点となるロス・チレス(Los Chiles)からフリオ川を出発します。ボートはフリオ川を約20km程度上流まで進みます。途中、野生生物の観察や、湿地帯やマングローブ林、森林などの景色を楽しみながら、同じルートを引き返し、ロス・チレスに戻ります。

トルトゥゲーロ国立公園
Tortuguero

「ウミガメのいる場所」という意味のトルトゥゲーロは、カリブ海沿岸北部に広がる未開のジャングルの中にあり、陸路だけでは行けません。サンホセから港のあるカーニョ・ブランコまで車で約5時間走り、そこから船(ボート)でさらに約2時間かけてようやく到着します。ここはカリブ海一帯からウミガメが産卵にやってくる場所として有名で、専門ガイドに案内されてその産卵シーンを観察するツアーもあります(7月~10月にかけて、アオウミガメの産卵見学ツアーがあります)。ここではさらにカリブ海の海岸線に沿って走る運河を船(ボート)に乗って動物観察する「ジャングルクルーズ」が楽しめます。船にはガイドが同乗し、動物を発見するとその地点まで近づいて教えてくれます。観察できる主な動物は、ホエザル、ナマケモノ、クモザル、グリーンバシリスク、様々な水鳥、ワニやカメなどで、写真を撮る場合は望遠レンズが必要なのでお忘れなく。

トルトゥゲーロ国立公園
トルトゥゲーロ国立公園
トルトゥゲーロ国立公園
トルトゥゲーロ国立公園
トルトゥゲーロ国立公園
トルトゥゲーロ国立公園

マヌエル・アントニオ国立公園
Manuel Antonio

マヌエルアントニオ国立公園は、首都サンホセから車で約3時間半の距離にあり、美しいビーチがあり、リゾートが満喫できる国立公園としてコスタリカ国内でも人気があります。起点の町ケポス(Quepos)と公園入口との距離は約6kmあり、ホテルはその間と、公園入口付近に集中しています。公園内のトレイル(小道)は整備されており、一人でも迷う心配はありません。公園の入り口に入ると、センドロ・プリンシパルというビーチ沿いの一本道が続きます。ここでは、イグアナ、カニ、ヤドカリなどが観察できます。トレイルを抜けると白砂の美しいビーチ(プラヤ・エスパディージャ・スール)にたどり着きますので、海水浴を楽しむのもおすすめです。さらに進むと、半島の先に到達し、道が2つに分かれます。半島を一周するトレイルはセンデロ・プンタ・カテドラルに続き、逆に半島に入らずに道なりに進むとプラヤ・マヌエル・アントニオにたどり着きます。公園内には休憩スポットが設置されており、売店、トイレ、シャワーなどの施設が整備されているので、安心して訪れることができます。

マヌエル・アントニオ国立公園
マヌエル・アントニオ国立公園
マヌエル・アントニオ国立公園
マヌエル・アントニオ国立公園
マヌエル・アントニオ国立公園
マヌエル・アントニオ国立公園

コルコバード国立公園
Corcovado

太平洋に突き出したオサ半島の半分がコルコバード国立公園に指定されています。サンホセからだと、空路でパルマル・スールに入り、ここからシエルペ(Sierpe)まで車で約30分、そしてシエルペからボートでドラケ湾を通って国立公園に入ります。人気のコースは基点のサン・ペドリージョ(San Pedrillo)のレンジャーステーションからトレイルに入ります。またドラケ湾沖のカーニョ島へのツアーもあります。観察できる主な動物は、バク、オセロットやジャガー、オオアリクイなど大型の哺乳類のほか、400種類の鳥類が棲息しており、カラフルなコンゴウインコが有名です。

コルコバード国立公園
コルコバード国立公園
コルコバード国立公園
コルコバード国立公園
コルコバード国立公園
コルコバード国立公園

タマリンド
Tamarindo

太平洋側に突き出たニコヤ半島には130kmにもわたる、美しいビーチが広がります。それぞれのビーチは個性的で、リゾートとして開発されている所もあれば、手付かずの自然のビーチもあり、目的によって選択できることが魅力です。タマリンドはその中でも人気のビーチリゾートで、高い波が立つため、知る人ぞ知るサーフィンのメッカでもあります。サーフィンの他にもシーカヤック、シュノーケル、ジェットスキーなど様々なアクティビティーが楽しめます。北側は野生保護区になっており、美しいビーチとジャングルの双方が楽しめます。ここから見る朝日と夕日は美しく感動的です。タマリンドから5kmほど北にはラス・バウラス海洋国立公園があり、11月頃から4月頃まで『オサガメ』が産卵のためやってくることで有名です。

オサガメ
オサガメの産卵(イメージ)
タマリンド
タマリンドのビーチ

コスタリカの動物紹介
Wildlife in Costa Rica

コスタリカは豊かな生物多様性を誇り、多くの野生動物が生息しています。地形は多様であり、山岳地帯、熱帯雨林、湖沼、海岸などさまざまな地形が存在します。国内には500以上の哺乳類種、900以上の鳥類種、約250の爬虫類種、および3500以上の昆虫種が存在します。ここではいくつかの代表的な生物について紹介します。

ナマケモノ
ナマケモノ

ナマケモノ/ Sloth

ナマケモノは長いかぎ爪を使って枝につかまり、木の上で長時間過ごすことができます。それはまた死後も握力は弱まらず、木の枝につかまったままというくらいです。数週間に一度だけ木から降りますが、このときの排泄物にメイ蛾が卵を産み付けます。羽化した蛾の排泄物がナマケモノの毛の中で藻を繁殖させ背中を緑色にします。藻は脂質が多くナマケモノの栄養分となり、また木の上で保護色にもなります。現在確認できるナマケモノの種類は6種類で、コスタリカにはこのうち「ミユビナマケモノ」と「フタユビナマケモノ」が棲息しています。前足のかぎ爪が2本のフタユビナマケモノは、ミユビナマケモノよりも体格がやや大きく、ほとんど鳴かず、夜行性です。前足のかぎ爪が3本のミユビナマケモノは、たれ目模様の顔が特徴で、頸椎の数がフタユビナマケモノより多いため、 首から上を伸ばして水面から出すことが可能で泳ぎも得意です。観察には「マヌエル・アントニオ国立公園」や「サンホセ郊外の野生動物保護センター」等がおすすめです。

モルフォ蝶
モルフォ蝶

モルフォ蝶/ Morpho butterfly

モルフォ蝶の中でもコスタリカでよく見られるのは、「ヘレノールモルフォ」と呼ばれています。鮮やかなメタルブルーに見える羽は、実際は無色で、光の反射によって青く見える構造色を持ち、青色は一切含まれていません。青く見えるのは羽の表側のみで、広げたときだけ見えます。裏側は枯れ葉のように暗く、葉や地面にとまるときは羽が閉じられている場合が多いです。さながら蛾に似ています。羽ばたく時、鮮やかな表面の青と暗い裏面の色が交互に点滅しているように見えるため、鳥の目をくらまし、その間に逃げることができます。トルトゲーロやサラピキなど広範囲で見られますが、メタルブルーの羽のシャッターチャンスは希少です。

ケツァール
ケツァール

ケツァール/ Quetzal

ケツァール観察に最適なのは、サンホセから約2時間半移動した、中部の熱帯雲霧林にある標高約2,000mに位置する「サンヘラルド・デ・ドータ」です。立ち枯れしたコナラなど大木に、 丈夫な黄色いクチバシで穴をあけ巣作りします。雲霧林の伐採が進み、生息数は減少し、現在、準絶滅危惧種に指定されています。胸の赤と光沢のある緑の羽が特徴的で、羽は構造色で青く見える場合もあります。薄暗い森でも周りをよく見渡せるよう、目は不思議なくらい大きいです。好物のリトルアボガドを求めて太平洋側からカリブ海へ広範囲に移動します。捕えられると死んでしまうといわれているため自由の象徴とされています。ケツァールをモチーフにしたピアスやTシャツなどの土産物品は豊富にありますのでお勧めです。

シロヘラコウモリ
シロヘラコウモリ

シロヘラコウモリ/Honduran white bat

シロヘラコウモリは体長が約3~5cmで、鼻は顔から三角形に突き出ています。世界のコウモリは約980種いますが、そのうち白いコウモリは2種のみです。因みに吸血コウモリは3種類です。 主食は果物や植物で、オス1匹に対して、メス数匹のハーレムをつくります。普段はヘリコニアという大きな葉を逆さにして、葉の裏の中央にある葉脈に沿って爪をかけてじっとしています。葉の両側が垂れ下がるので、自然とシロヘラコウモリを覆いかぶせたテントができあがります。ヘリコニアの茎は、天敵が葉にぶつかるとすぐに揺れるため、危険を速やかに察知することができます。また白い体毛は、葉の裏からは見えづらいため天敵にも襲われにくいのです。サラピキの私営自然保護区「ピエレーラ・ガーデン」で観察できます。

アカメアマガエル
アカメアマガエル

アカメアマガエル/Red-eyed treefrog

アカメアマガエルはオスは2cm、メスは3~4cmほどの大きさで、黄緑の体に、脇腹には明るめの群青と黄色の縞模様、つま先はオレンジ、真っ赤な目をしています。目立つ鮮やかな体を動かすことで、鳥やヘビの目に残像を残し、一瞬目をくらませ、その隙に逃げることができます。鮮やかな体ですが、毒はありません。美しい学名は、「赤い花の咲く美しい木の妖精」。サラピキの私営自然保護区にて観察できます。

バシリスク
バシリスク

バシリスク/ Basilisk

イエス・キリストが水の上を歩いたという奇跡に因み「キリストトカゲ」とも言われています。木の上にいることが多く、また水辺から離れることはありません。危険を感じると、木から水へとジャンプし、上体を起こして秒速約1メートルの速さで水面を走ります。足の指の皮膚にふさが付いており、このふさが水中で広がります。足を素早く動かし水をかく時、足が水面に強く打ちつけられることで小さな水かきができ、水中に沈まず進むことができます。走り終えると最終的に、得意の泳ぎに切り換えて進み続けます。アレナル郊外の「カーニョ・ネグロ」や「トルトゥゲーロ国立公園」などでよく観察されます。

サンショクキムネオオハシ
サンショクキムネオオハシ

サンショクキムネオオハシ/ Keel-billed toucan

中南米にすむオオハシの1種で、大きさは約45センチ、体重は約500グラム。大きなくちばしは船底のようなかたちをしているため、英語名はKeel-billed Toucan。くちばしは体の3分の1ほどの大きさですが、空洞なので軽量です。食べ物をとりやすく、保温効果の役割も果たしています。熱帯雨林などの暖かい低地、カリブ海側の低地に棲息していますが、地球温暖化の影響もあり、標高1500mのモンテベルデでも見かけることがあります。マスコットのように可愛らしい姿ですが、昆虫や小型トカゲ、ヘビのほか、鳥の卵やヒナを食べることがあります。

バク
バク

バク/Tapir

バクは体重180~300kgあり、ウマやサイの仲間です。基本的な体の形が3500万年間ほぼ変わっていないため、生きている化石と呼ばれています。大きな鼻は鼻と上唇が伸びたもので、ものを掴むのに適しており、枝や果実を摘んだりします。ジャングルを悠然と歩きながら、鼻先はセンサーのように上下左右にせわしなく動かしています。食事時には、生い茂ったやぶの中を何度も行き来し トンネルのような獣道を作ります。移動しながら排泄し、食べた植物の種をまきちらすため、森の庭師とも呼ばれています。バクは、現在絶滅の危機に瀕しています。中米の一部の国では食用の狩猟の対象になっていることも一因です。見たくない夢を見てしまった時に「その夢はバク(獏)にあげる」と唱えると逃れられるという伝説もあるので、悪い夢は食べてほしいもの。 サンホセから車とボートを乗り継いだ「コルコバード国立公園」の奥地で観察されます。

ボートビルヘロン
ボートビルヘロン

ボートビルヘロン/ Boat-billed heron

別名ヒロハシサギ。平たい大きなくちばしと、ずんぐりとした体、大きな目が特徴です。夜行性のサギで、獲物が水面近くに来るまで動かず、ひたすら水面を見つめ獲物が近くに来たら、素早くクチバシを水の中に入れて捕食します。あまり動かないが身に危険が迫ると攻撃的にもなります。 マヌエルアントニオ郊外などで観察されます。

フウキンチョウ
フウキンチョウ

フウキンチョウ/ Tanagers

主に北米などで繁殖し、越冬のため、コスタリカへ渡ってきます。黒い体に腹部が赤いコシアカフウキンチョウ、のどの部分は白い黄色のギンノドフウキンチョウ、グレーのヤシフウキンチョウ、青とグレーの中間色ソライロフウキンチョウ、オレンジのホノオフウキンチョウなど、種類は多いです。日本のすずめのように、観察できるチャンスがたくさんあります。

リスザル
リスザル

リスザル/ Squirrel Monkey

体長は尾を除いて25〜35cmです。スリムな体型と毛むくじゃらの長い尾が特徴です。リスザルは黒い顔と体の上部が白または黄色みを帯びた毛皮で特徴づけられています。彼らは非常に敏捷で、木の上でのエネルギッシュでアクロバティックな動きで知られています。マヌエル・アントニオ国立公園やモンテベルデ雲霧林、アレナル火山国立公園などで観察することができます。

コスタリカの基本情報

正式名称
コスタリカ共和国 / Republic of Costa Rica
国旗
コスタリカ国旗
首都
サンホセ
面積
5万1100K㎡(九州と四国を合わせた面積)
人口
1118万人 (2022年)
言語
公用語はスペイン語。
宗教
カトリック教(国教、但し信教の自由あり)。
通貨
コスタリカ・コロン
1コスタリカ・コロン(CRC)=約0.25円(2023年4月現在)
時差
時差は日本-15時間。コスタリカの方が遅れています。サマータイムは実施していません。
電圧
110-120V(マルチタイプがオススメです。)
パスポート
入国時6ヵ月以上必要
ビザ
不要/90日以内の滞在可
国際電話
国番号506 / 国際認識番号010
電話のかけ方
  • 日本からコスタリカへ : 国際電話認識番号+506+市外局番(0を取る)+電話番号
  • コスタリカから日本へ : 国際電話認識番号+81+市外局番(0を取る)+電話番号
持込制限
  • 貨幣 ●外貨・・・現金を持ち込む場合はユーロ、ドルを適当な割合で混ぜて持ち込むことをおすすめします。また、キューバへの現金の持ち込みや持ち出しが5000米ドル相当以上となる場合は税関への申告が必要です。
持出制限
  • 貨幣 ●現地通貨・・・国外持ち出しは禁止。

旅行関連情報

水道水
水道水は石灰の含有量が高いばかりでなく、アメーバ等が混在している危険性がありますので、飲用には適していません、ローカルな食堂などで食事をする場合は安全のためにミネラルウォーターを飲むことをこころがけて下さい。
水が殺菌されていても氷は殺菌されていない場合があるため注意してください。
食事
主食は米やトルティージャ、豆や肉を煮込んだ料理に添えられる。
お土産
チョコレート、コーヒー、民芸品。
プラグタイプ
A・Bタイプです。
ホテルなどによって異なるので、マルチタイプのプラグをお持ち頂くことをお薦めします。プラグ
気候と服装
5月~11月が雨季、12月~4月が乾季。両岸を海に挟まれ地形が変化に富んでいることから、地域によって降雨量が全く異なる。ベストシーズンは乾季の12月~4月。サンホセ周辺の高原部では雨季にも午後スコールが降る程度で、太平洋沿岸も南部オサ半島周辺を除き降雨が少ない。しかし、カリブ海沿岸では7月と12月をピークに1年中雨が多い。

サンホセ(コスタリカ)の月別平均気温(℃)

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
23 24 25 26 26 26 25 25 26 25 24 23
15 15 16 16 17 17 16 17 17 16 16 16
両替について
日本ご出国前に、一般的に米ドルがそのまま使用できます。又は、米ドルを準備し、現地で米ドルをコスタリカ・コロンにご両替下さい。
日本円は、コスタリカ国内にて、コスタリカ・コロンへの両替が不可の場合がございます。
また、可能な場合でも、レートはあまりよくないので実用的ではありません。
クレジットカードはVISA、AMEXなど米国系のカードが便利です。
チップの習慣
  • コスタリカはチップの習慣はあります。
  • レストラン:料金の10%~15%。
  • ポーター、ルームサービス:1ドル程度
  • ガイド:10ドル程度
  • タクシー:基本的に必要はないが、キリの良い金額を支払うとよい。
在コスタリカ日本大使館
  • 住所:Torre La Sabana, Piso 10, Sabana Norte, San José, Costa Rica
  • 電話:(506) 2232-1255
  • FAX:(506) 2231-3140

<注意>上記情報は、2022年12月現在のものです。事前予告無しに変更となる場合もございます。