ムザブの谷とアルジェ&古代エジプト遺跡を巡る

アルジェリア&エジプト周遊
10日間

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ムザブの谷にある5つの町の中で最もにぎやかな町「ガルダイア」
海に面したローマ帝国の植民都市「ティパサ」の遺跡
アルジェのカスバと頂上にそびえるノートルダム寺院
ギザ/カフラー王のピラミッドとスフィンクス
メンフィス博物館/ラムセス2世の巨像
サッカラ/ジェセル王の階段ピラミッド
ルクソール西岸/ハトシェプスト女王葬祭殿
ルクソール東岸/カルナック神殿
ルクソール東岸/ルクソール神殿・大列柱室
エドフ/ホルス神殿の高さ36mの巨大な塔門
アブシンベル/ラムセス2世の大神殿
アスワン/フィラエ島のイシス神殿

モデルプランのおすすめ概要

アルジェのカスバをはじめ、カルタゴ&ローマの古代遺跡やベルベル人部族の歴史的建造物など、アルジェリアの3つの世界遺産とエジプトの4大観光地(ギザ&カイロ・ルクソール・アスワン・アブシンベル)をめぐるコースです。

ポイント
  • アルジェリアにある3つの世界遺産を訪問します。
  • アルジェでは、カスバとノートルダム寺院、郊外のティパサ遺跡等を観光します。
  • ガルダイアでは、2連泊し、約1日かけてムザブの谷を観光します。
  • エジプト滞在中の観光は、日本語ガイドがご案内します。
  • ルクソールからアスワンの移動に途中には、クルーズコース以外では通常訪問しないエドフ&コムオンボの「ホルス神殿とコムオンボ神殿」を訪問します。
  • アブシンベルではアブシンベルのホテルに宿泊し、翌朝はアブシンベル神殿観光の際に、神殿前の日の出観賞もお楽しみいただけるチャンスがあります。
訪問する世界遺産

アルジェのカスバ/ムザブの谷/ティパサ/カイロ歴史地区/古代都市テーベとその墓地遺跡/アブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群

アルジェのカスバ
アルジェのカスバから見た眺め
COLUMN

世界遺産のアルジェのカスバ

世界遺産の「アルジェのカスバ」は、映画『望郷』の舞台として名高い場所です。カスバとは「城壁」という意味で、町の北に位置する標高約120mの丘の斜面に広がり、迷路のように入り組んだ狭い路地、急勾配の階段や坂道、密集する家屋のテラスが謎めいた風情を漂わせています。16世紀にトルコの海賊(赤ひげ)によって築かれたこの町は、その後歴史の荒波にもまれ、数々の国の支配下、影響下に入りながらもその独自性を保ち、現在もなお16~19世紀の建物が残り、そんな中世から続く街並みは歴史的価値が高く評価されて、1992年にユネスコ世界遺産に登録されました。

ティパサの遺跡
海に面したローマ帝国の植民都市ティパサの遺跡
COLUMN

ティパサの遺跡

アルジェの西70kmにある小さな港町ティパサは、紀元前7世紀にフェニキア人によって建設されら町で、ポエニ語で「市の広場」を意味します。カルタゴ時代には海上交易の港として栄え、その後ローマ帝国の植民都市となってからはさらに発展します。全長2300mの城壁に囲まれた町の中心には石畳の街路が延びており、海へと続く道の先には高級住宅街の跡が残っています。遺跡内にはキリスト教聖堂があり、それは当時のアルジェリアにおける重要なキリスト教徒移住区であったことを示します。4世紀建造のバシリカ大聖堂はアルジェリア最大の規模を誇ります。

ムザブの谷とガルダイア
ムザブの谷とガルダイア/町はモスクを中心に麓に向かって広がっています
COLUMN

ムザブの谷とガルダイア

ムザブの谷の町は、11世紀初頭に権力抗争から逃れ、故郷を追われたベルベル人の一部族ムザブ族が、流浪の果てにたどり着き築いた町です。「イスラムの清教徒」とも称される彼らは、砂漠に井戸を掘り、灌漑システムを構築して緑を育み、以来、砂漠の中のオアシスとなったこの町では、厳格なイスラム教の教えに基づいた独自のライフスタイルを確立してきました。ムザブの谷は、5つの高台に築かれた要塞都市によって形成されています。その5つの町とは、ガルダイア、メリカ、ベニイスゲン、ブーヌーラ、エルアティフです。町はベージュやピンク、明るいトルコブルーなどパステルカラーに彩られた立方体の家屋が密集し、丘の頂上に建てられたモスクを中心に麓に向かって広がっています。町のデザイン性や過酷な砂漠環境の中の都市計画のすばらしさが20世紀の建築家たちに大きな影響を与えました。

ギザの3大ピラミッドとオリオン座の3つ星の位置を比較(左端はテオティワカン遺跡)
COLUMN

ギザの3大ピラミッドとオリオンミステリー

衛星写真で比較すると、ギザの3大ピラミッドはオリオン座の三つ星と同じ配置にあり、さらにナイル川を天の川に見立てると、オリオン座の三つ星と天の川の関係を地上に再現したかのように見えます。これを「オリオンミステリー」と呼ぶ説があります。ロバート・ボーヴァルとエイドリアン・ギルバートが提唱したこの説では、オリオン座の三つ星(アルニタク、アルニラム、ミンタカ)の配置とピラミッドの位置が類似しているだけでなく、最も小さいメンカウラー王のピラミッドとオリオン座のアルニタクがともに小さく、他の二つの星より少しずれた配置にある点も忠実に再現されているとされています。古代エジプト人の宗教的思想や来世信仰がピラミッド建造に大きな影響を与えたとされますが、ピラミッドには別の意味や目的があったのかもしれません。さらに、遠く離れたメキシコのテオティワカン遺跡の三つのピラミッドも同様の配置をしている点は非常に興味深いものです。

日程表

区間 スケジュール
1 東京・大阪飛行機ドバイ 深夜:東京(成田)または関空発、空路にて<ドバイ乗換え>アルジェへ
※東京(羽田)発の場合は、2日目の深夜発となります。ドバイ発アルジェ着のフライトは同じです。
【機中泊】/食事:朝×昼×夕×
2 ドバイ飛行機アルジェ飛行機ガルダイア 深夜:東京(羽田)発、空路にて<ドバイ乗換え>アルジェへ
午後:アルジェ着後、アルジェ観光へ
午後:アルジェ観光
(カスバ、ノートルダム寺院)
観光後、専用車にて空港へ
夜:空路にてガルダイアへ
夜:ガルダイア着後、専用車にてホテルへ
夜:ホテルにて夕食
【ガルダイア泊】/食事:朝×昼×夕○
3 ガルダイア 終日:ムザブの谷観光
(ガルダイアの市場、メリカのシディアイサの墓、エル・アーティフのシディ・イブラヒムの墓、ベニ・イスゲン)
(観光途中にレストランにて昼食)
夜:ホテルにて夕食
【ガルダイア泊】/食事:朝○昼○夕○
4 ガルダイア飛行機アルジェ 朝:専用車にて空港へ
午前:空路にてアルジェへ
午前:アルジェ着後、アルジェ郊外観光へ
午前~午後:アルジェ郊外観光
(ティパサ遺跡、シェルシェルの町、マウレタニア王家の墓)
【アルジェ泊】/食事:朝○昼○夕×
5 アルジェ飛行機カイロ 午前:フリータイム
(アルジェの町散策をお楽しみください)
その後、専用車にて空港へ
午後:アルジェ発、空路にてカイロへ
夜:カイロ着後、専用車にてホテルへ
【カイロ泊】/食事:朝○昼×夕×
6 カイロ飛行機ルクソール 早朝:専用車にて空港へ
(朝食はホテル、またはボックス朝食)
朝:カイロ発、空路にてルクソールへ
ルクソール着後、西岸と東岸を観光します。
午前:ルクソール西岸観光
(○メムノンの巨像、◎ハトシェプスト女王葬祭殿、◎王家の谷(※))
※王家の谷では、ツタンカーメン王墓とラムセス6世の墓、その他の王墓にも入場します。
午後:ルクソール東岸観光
(◎カルナック神殿、◎ルクソール神殿)
観光後、ホテルへ
オプショナルツアー

カルナック神殿の音と光のショー

【ルクソール泊】/食事:朝○昼○夕×
7 ルクソール車アスワン車アブシンベル 午前:専用車にてアスワンへ
(朝食はホテル、またはボックス朝食)
途中、コムオンボ観光とエドフ観光
(◎コムオンボ神殿(コムオンボ)、◎ホルス神殿(エドフ))
午後:アスワン着後、専用車にてアブシンベルへ
(昼食はレストラン、またはボックス昼食)
夕刻:アブシンベル着
オプショナルツアー

アブシンベル神殿の音と光のショー

【アブシンベル泊】/食事:朝○昼○夕×
8 アブシンベル車アスワン飛行機カイロ 早朝~朝:アブシンベル神殿観光
(◎ラムセス2世の大神殿、○王妃ネフェルタリの小神殿)
※天候に恵まれれば、朝日を浴びたアブシンベル神殿をご覧いただけます。
観光後、ホテルにて朝食
午前:専用車にてアスワンへ
午後:アスワン観光
(◎イシス神殿、◎未完成のオベリスク、ファルーカ(帆掛け船)にてナイル川遊覧)
観光後、専用車にて空港へ
夕刻~夜:アスワン発、空路にてカイロへ
夜:カイロ着後、専用車にてホテルへ
【カイロ泊】/食事:朝○昼○夕×
9 カイロ飛行機ドバイ 午前:ギザ観光
(○3大ピラミッドと大スフィンクス、○河岸神殿、3つのピラミッドがよく見えるビューポイントへご案内)
※クフ王のピラミッドの内部見学をします。
午後:カイロ観光
(◎エジプト考古学博物館、◎ムハンマド・アリ・モスク、○ハン・ハリーリ)
観光後、専用車にて空港へ
夜:カイロ発 空路にてドバイへ
深夜:ドバイ着後、ご自身でお乗換え
【機中泊】/食事:朝○昼○夕×
10 ドバイ飛行機東京・大阪 【成田行、または関空行の場合】
深夜:ドバイ発、空路にて帰国の途へ
夜:成田または関空着
【羽田行の場合】
午前:ドバイ発、空路にて帰国の途へ
夜:羽田着
日程表の見方
◎:入場観光、○:下車観光
時間帯の目安
交通手段アイコン
飛行機:飛行機/ 車:車/ バス:バス
船:船/ボート:ボート/ 列車:列車

参考料金

2名様で参加 1名様で参加
ベーシック時期 お問い合わせ お問い合わせ
  • 上記の参考料金はモデルプラン通りの日程をもとに算出したお一人様あたりの旅行代金の目安額です。
  • 参考料金には燃油サーチャージや空港諸税は含まれておりません(別途かかります)。
  • 利用予定航空会社以外をご指定の場合、またはエコノミークラス以外をご指定の場合は追加代金により適用可能です。
  • その他、訪問地の変更、日程の延長、ホテル指定など、お客様のご要望に合わせた日程づくりが可能です。

実施内容

利用予定航空会社 エミレーツ航空
利用予定ホテル 下記または同等クラス
■アルジェ:AZホテル・コウバ、エル・アウラッシ
■ガルダイア:ガルダイア・ベルベデーレ
■カイロ:バルセロ・カイロ・ピラミッズ
■ルクソール:アラカン・イータブ・ルクソール
■アブシンベル:セティ・アブシンベル
食事 朝食7回、昼食6回、夕食2回
参加人数 1名様
添乗員 同行しません。

注意事項

査証(ビザ)について アルジェリアは査証が必要です。詳細はお問い合わせください。
エジプトは査証が必要です。現地空港にて取得可能(有料)です。
アルジェリア旅程における注意事項
  • 車両とガイドについて:
    専用車を利用して、英語ガイドまたは英語ドライバーガイドがご案内します。
エジプト旅程における注意事項
  • ガイドについて:
    エジプト滞在中の観光はを日本語ガイド、送迎は英語アシスタントがご案内します。
  • 専用車利用について:
    日程上に専用車の記載があるところは、原則お客様だけのプライベートカーをご用意します。
    但し、繁忙期でガイドや車の手配がプライベート対応できない場合は、弊社取扱いの別のお客様と混乗していただく場合がございますので予めご了承ください。その場合の旅行代金の減額等はございません。
  • 王家の谷の観光について:
    王(ファラオ)のお墓は時間が許される限り、ツタンカーメン王墓、ラムセス6世の墓とは別に他3箇所を目標に訪問します(確約ではありません)。なお、ツタンカーメン王墓、ラムセス6世の墓等は、現地の諸事情により突然入場できなくなることもございます。その場合は他の王墓に振替えさせていただきますので予めご了承ください。※注:ガイドはお墓の中へは同行しません。
  • ラムセスデーとアブシンベルの宿泊について:
    アブシンベル神殿には、年に2回(2月22日と10月22日)、大神殿の一番奥にある至聖所に朝日が差し込む奇跡が見られる「ラムセスデー」と呼ばれる日があります。アブシンベルの宿泊がラムセスデーに該当する場合は別途追加代金が必要となります。上記の旅行代金とは別にご案内しますので予めご了承ください。
航空座席の予約手配に関する注意事項
  • フライトスケジュールの変更やお見積り時の旅行代金で利用する航空座席の予約クラスが満席の場合、追加代金がかかるお座席をご提案する場合がございます。
  • 各地の国内線は、ご予約と同時に即発券となり、発券後のキャンセルはできません。そのため、予約のタイミングを見計らって手配を進めますが、残席数が少なくなった場合は、即時発券させていただきます。その場合は通常の取消規定とは別にご案内する所定の取消料が適用されますのでご注意ください。
その他注意事項
  • 燃油サーチャージ、空港諸税、現地ガイドへのチップ等は旅行代金に含まれておりません。
  • ご利用いただく区間によっては、お預け手荷物費用が無料ではなく有料(現地払い)となる場合がございます。
  • 日程表上の国内線の時刻は、予告なしに変更となる場合がございますので目安としてご参照ください。
  • 乗り継ぎ地での搭乗手続きは、お客様自身で行っていただきます。