ティヤの石碑群(36基)
ティヤ(Tiya)の石碑群は、首都アジスアベバの南約90kmに位置するソド地方のティヤ村周辺にあります。合計160基の石碑がありますが、世界遺産に登録されたのは整然とならぶ36基の石碑です。一部を除いて石碑には謎めいた不思議な装飾が施されており、儀式や宗教的な意味を持つ可能性があるものの、具体的な目的・用途についてはまだ解明されていません。いつ頃制作されたものかも不明で、考古学的な研究において非常に重要な遺跡とされ、1980年に世界遺産に登録されました。
ティヤ/ゴンダール地域のファジル・ゲビ/ラリベラの岩窟教会群/アクスム
ティヤ(Tiya)の石碑群は、首都アジスアベバの南約90kmに位置するソド地方のティヤ村周辺にあります。合計160基の石碑がありますが、世界遺産に登録されたのは整然とならぶ36基の石碑です。一部を除いて石碑には謎めいた不思議な装飾が施されており、儀式や宗教的な意味を持つ可能性があるものの、具体的な目的・用途についてはまだ解明されていません。いつ頃制作されたものかも不明で、考古学的な研究において非常に重要な遺跡とされ、1980年に世界遺産に登録されました。
バハルダールは青ナイルの源流のタナ湖の南岸に位置する町です。タナ湖には現在37の小島があり、合計20箇所にエチオピア正教の教会や修道院があります。こうした修道院は13世紀~17世紀頃に建造されました。修道院の壁には独特のキリスト教絵画(フレスコ画)が描かれており、修道院建設当時の聖書や十字架なども残っています。もう一つの観光名所の「ティシサットの滝」は、町から約35kmほど離れたところにはあり、青ナイルの水源にもっとも近い滝として知られています。
標高2300mのファジル・ゲビの丘に広がる石造建築物は、17世紀にゴンダールを首都として栄えたファシリダス王によって建造されました。6つの城と12カ所の城門をもつ、この複合建築物群は、アフリカで中世ヨーロッパの城を彷彿とさせる美しい城が立ち並ぶことから「不思議の城」としても知られています。インド・アラブ建築やイエズス会の宣教師によってもたらされたバロック建築やルネサンス建築など、さまざまな建築様式が組み合わさる、この建築物群はその総称として「ファジル・ゲビ」と呼ばれ、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。もうひとつの名所は「デブレ・ベルハン・セラシエ教会」で、天井には80体の黒人天使が描かれています。
標高2600mのラリベラにある岩窟教会群は、13世紀初めサグウェ朝の7代国王ラリベラが当時イスラム教徒の手に渡っていた聖地エルサレムを偲び、「第二のエルサレム」をつくる目的でヨルダン川の両岸に岩をくりぬいて11の岩窟教会群を造ったといわれ、現在も信仰生活の拠点となっています。巨大な一枚岩を彫りぬいて作られた岩窟教会の姿は見事な出来栄えで、現在の彫刻技術をもってしてもかなわないともいわれています。教会群はヨルダン川を挟んで、第一グループと第二グループに分類でき、2つのグループから離れたところに、聖ゲオルギス教会(正十字架形の教会)があります。
エチオピアの口承伝説「ケブレ・ナガスト」によると、シバの女王の息子メネリク1世が、エルサレムで父であるソロモン王との対面を果たした後、帰国する際にイスラエルにあったモーセの十戒の石板を収めた「契約の箱(アーク)」を密かに持ち帰ったとされ、それがアクスムのシオンの聖マリア教会(古いほう)に秘蔵されていると信じられています。毎年1月19日の前後3日間に開催されるティムカット祭では、そのレプリカ「タボット」が民衆の面前に登場します。また、巨大な謎のオベリスクは、死んだ王の魂が住むところとされ、現代まで立ち続けているのはあの「アーク(聖櫃)」の力のおかげだと信じられています。
区間 | スケジュール | |
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1 | 東京アジスアベバ | 夜:成田発、空路にて<ソウル経由>アジスアベバへ |
【機中泊】/食事:朝×昼×夕× | ||
2 | アジスアベバティアアジスアベバ | 朝:アジスアベバ着後、現地ガイドがお出迎えし、ティアへ 午前~午後:ティヤの石碑群とアワッシュ川流域の遺跡観光 (○ティヤの石碑群と、○ティア近郊のアワッシュ川流域のメルカ・クンチュレ) |
【アジスアベバ泊】/食事:朝×昼○夕○ | ||
3 | アジスアベバラリベラ | 朝:アジスアベバ発、空路にてラリベラへ 午前~午後:ラリベラの岩窟教会群観光 聖ゲオルギス教会と第一教会群(最大規模の聖救世主教会とラリベラ王が眠るとされる聖ゴルゴダ教会など)、第二教会群(聖ガブリエル・聖ラファエル教会や最も美しい聖エマヌエル教会など)を順に観光します。 |
【ラリベラ泊】/食事:朝○昼○夕○ | ||
4 | ラリベラゴンダール | 午前:ラリベラ発、空路にてゴンダールへ 午後 :古都ゴンダール観光 (ユニークな黒人の天使たちの天井壁画で有名な◎デブレ・ベルハン・セラシエ教会やゴンダール王朝歴代の王たちの○不思議な城や◎ファシリダス王の宮殿など) |
【ゴンダール泊】/食事:朝○昼○夕○ | ||
5 | ゴンダールバハルダール | 午前:バハルダールへ 午後:タナ湖ボート遊覧観光 (ゼギ半島にある美しいフレスコ画で有名な◎ウラ・キダネ・ミフレット修道院) |
【バハルダール泊】/食事:朝○昼○夕○ | ||
6 | バハルダールアジスアベバアクスム | 午前:バハルダール発、空路にてアジスアベバへ 午前:アジスアベバ着後、乗り換えて、空路にてアクスムへ 午後 :アクスム観光 (○オベリスクが立ち並ぶ広場、◎シバの女王の神殿跡、十戒の石版を収めた契約の箱(アーク)が秘蔵されているといわれる○古いシオンの聖マリア教会、◎新しいシオンの聖マリア教会、◎カレブ王の地下墳墓) |
【アクスム泊】/食事:朝○昼×夕○ | ||
7 | アクスムアジスアベバ | 午前:アクスム発、空路にてアジスアベバへ 午後:アジスアベバ観光 (○マルカート市場、◎民俗学博物館、○聖ギオルギス教会) 観光後、レストランにて夕食(民族音楽・舞踊を鑑賞しながらのエチオピア料理) 夕食後、空港へ 夜:アジスアベバ発、空路にて<ソウル経由>成田へ |
【機中泊】/食事:朝○昼○夕○ | ||
8 | 東京 | 夜:成田着 |
2名様で参加 | 1名様で参加 | |
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ベーシック時期 | お問い合わせ | お問い合わせ |
利用予定航空会社 | エチオピア航空 |
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利用予定ホテル | 下記または同等クラス ■アジスアベバ:スイスイン・ネクサスホテル ■ラリベラ:マリベラホテル ■ゴンダール:ゴンダール・ヒルズリゾート ■バハルダール:ブルーナイルリゾート ■アクスム:サビーン・インターナショナルホテル |
食事 | 朝食5回、昼食5回、夕食6回 |
参加人数 | 1名様 |
添乗員 | 同行しません。 |
査証(ビザ)について | エチオピアは査証が必要です。詳細はお問い合わせください。 |
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