聖人ニノとムツヘタの3つの歴史的建造物
ムツヘタの3つの修道院・聖堂は、ジョージア正教の黄金時代に建てられた歴史的建造物です。「生きた柱」といわれるスヴェティツホヴェリ大聖堂は、11世紀に建てられ、ジョージア正教会の主教座聖堂となっています。聖堂内には美しいフレスコ画と聖人ニノの祈りが通じた伝説の「キリストのローブ」が埋まっているとされる柱が見学できます。すぐ近くにはサムタヴロ修道院があります。この修道院は、聖人ニノが住んでいたとの伝説もあり、ジョージア正教会の重要な巡礼地の一つです。また、6世紀に建てられたジワリ修道院は、ジョージアの最古のキリスト教徒たちの墓地として知られており、聖人ニノが丘の上に立てたとされる小さな十字架は聖堂内に現在も残っています。丘の上にあるため、ムツヘタの町が一望できます。