ブッダガヤ
ブッダガヤ(Bodh Gaya)は、ビハール州にある仏教の最も重要な聖地で、ゴータマ・シッダールタが悟りを開き仏陀となった場所として知られています。ブッダガヤの中心には、ユネスコ世界遺産に登録されている大菩提寺(マハーボディー寺院)があり、仏陀が菩提樹の下で瞑想し、悟りを開いたとされる場所です。この菩提樹は、元の木の子孫とされ、寺院には仏陀の生涯を描いた多くの遺跡や彫刻が残っています。仏陀が悟りを得る前、近くのスジャータ村で貧しい女性スジャータが乳粥を捧げたと伝えられ、その後仏陀は体力を回復し、悟りへの道を歩み始めました。さらに、彼はネーランジャラー川(尼連禅河)で沐浴し、その後、菩提樹の下で7日間瞑想を続け、ついに悟りを開きました。