ペルシャの伝統息づく村を垣間見る

ペルシャ紀行7日間

(シラーズ・イスファハン・テヘラン)

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ペルセポリス遺跡/アケメネス朝ペルシャ帝国の繁栄を今に伝える巨大遺跡
ナクシェ・ロスタム遺跡/アケメネス朝歴代4人の王のお墓が十字の形で岩肌に彫り込まれている
パサルガダエ遺跡/アケメネス朝の建国者でペルシャ帝国初代の王「キュロス2世(大王)」のお墓
イマーム広場にあるシェイク・ロトフォーラー・モスク

モデルプランのおすすめ概要

イランの3大観光地(シラーズ、イスファハン、テヘラン)とアビアネ村を加えた4大ハイライト紀行です。

ポイント
  • 3大観光地(シラーズ、イスファハン、テヘラン)とペルシャの伝統が息づくアビアネ村を訪問します。
  • かつて「世界の半分」と言われたイスファハンでは2連泊し、夜にはライトアップされ幻想的なイマーム広場を訪問します。
  • イラン滞在中は、日本語ガイドが同行します。
訪問する世界遺産

ゴレスタン宮殿/エラム庭園/ペルセポリス/パサルガダエ/イスファハンのイマーム広場/イスファハンの金曜モスク/フィン庭園

シラーズ郊外にあるペルセポリス遺跡
ペルセポリス遺跡内にはたくさんの美しいレリーフが残る
アケメネス朝ペルシャ帝国の繁栄を今に伝えるペルセポリス遺跡
COLUMN

ペルセポリス遺跡

ペルセポリスは、古都シラーズから車でわずか1時間の距離に位置しています。アケメネス朝ペルシャ帝国の都であり、第3代皇帝のダレイオス1世が建設を開始し、クセルクセス1世、アルタクセルクセス1世の3代にわたって造営が続けらました。この壮大な石造宮殿群は、完成時の総面積は約13万平方キロメートルにも及び、その巨大な規模は当時の帝国の力強さを物語っています。ちなみにペルセポリスとは「ペルシャ人の要塞」という意味で、ギリシャ人が付けた名称です。しかし、この壮大な都も紀元前330年頃にアレクサンダー大王によって陥落しています。かつて百本はあった柱も数本となり、美しいレリーフが残るのみですが、長らく砂の下に埋もれていたため、遺跡の保存状態はすこぶる良好です。

ナクシェ・ロスタムにある岩壁に彫り込まれた王墓群
十字に彫り込まれた王の墓の上部には、おなじみの「羽の生えた円盤にのるアフラマズダ」が刻印
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ナクシェ・ロスタム遺跡

ナクシェ・ロスタムは、ペルセポリスの北約10kmの位置にあるペルシャの王たちの墓が集まる場所で、いわゆるエジプトの王家の谷のミニ版のような存在です。建造はアケメネス朝時代にさかのぼり、造営はササン朝時代まで続きました。アケメネス朝の歴代4人の王の墓が岩肌に十字の形に彫り込まれています。ダレイオス1世(大王)、クセルクセス1世、アルタクセルクセス1世、ダレイオス3世です。また近くにはササン朝のシャープール1世が東ローマ帝国の皇帝をとらえたシーンを描いたレリーフもあります。岩肌に彫り込まれた王墓は、巨大な石の板で覆われており、墓の上部にはゾロアスター教のシンボル「羽の生えた円盤にのるアフラマズダ」が刻印されています。

パサルガダエにあるキュロス大王のお墓
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パサルガダエ遺跡

パサルガダエは、ペルセポリスの北東約75kmの位置にあり、アケメネス朝の建国者でペルシャ帝国初代の王「キュロス2世(大王)」のお墓がある場所です。広大な敷地には、お墓以外にもキュロス2世に関係する建造物があります。キュロス2世の墓は非常に簡素で、石造りの箱型構造となっています。彼の業績は偉大で、エルサレム神殿破壊してユダヤ人をバビロンに連行(バビロン捕囚)したネブカドネザル2世の新バビロニア王国を征服(紀元前539年)した後に、囚われたユダヤ人捕虜を解放し、エルサレムの神殿再建を許可するなど、異なる民族・宗教への寛容政策を実行しています。のちにユダヤ世界でも彼の業績は称賛を受けています。

イマーム広場にあるシェイク・ロトフォーラー・モスク
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イスファハン

イランの第3の都市、イスファハンは首都テヘランから南へ飛行機で約1時間の距離に位置しています。この都市はかつてサファヴィ朝の首都として栄え、「イスファハンは世界の半分」とまで称されました。特に、イマーム広場は当時の繁栄を物語る名所であり、今なおその壮大な姿勢は訪れる者を圧倒します。歴史は古く、7世紀にアラブ人が侵入した際、この地は野営地とされ、軍隊の地を意味する「セパハーン」と呼ばれました。現在のイマーム広場は、イラン革命後に作られた公園のような空間であり、以前はポロの競技場や儀式の場、公開処刑の場として使用されていました。町の名前もこの時期に由来しています。イスファハンはシルクロードの要衝としても重要な位置にあり、イマーム広場や市内を流れる川沿いには雰囲気の良いチャイハネ(喫茶店)が点在しています。

日程表

区間 スケジュール
1 東京・大阪飛行機ドーハ 深夜:東京(成田または羽田)発、空路にて<ドーハ乗換え>テヘランへ
【機中泊】/食事:朝×昼×夕×
2 ドーハ飛行機テヘラン 午前:テヘラン着後、専用車にて観光へ
午後:テヘラン観光
(◎ゴレスタン王宮博物館、◎イラン・バスタン考古学博物館、◎宝物博物館)
夜:ホテルにて夕食
【テヘラン泊】/食事:朝×昼×夕○
3 テヘラン飛行機シラーズ 早朝:専用車にて空港へ
朝:テヘラン発、空路にてシラーズへ
朝~午前:シラーズ着後、専用車にて観光へ
終日:シラーズ観光
(◎エラム・ガーデン、◎カリムハーン要塞、◎ハーフェズの廟、コーラン・ゲート[車窓])
【シラーズ泊】/食事:朝○昼○夕○
4 シラーズ車イスファハン 午前:専用車にてイスファハンへ
途中、◎ペルセポリス遺跡、◎ナクシェ・ロスタム遺跡、◎パサルガダエ遺跡を観光します。
ペルセポリスはダレイオス1世が建造に着手したアケメネス朝ペルシャがもっとも繁栄した時代の都のひとつです。ナクシェ・ロスタムは、アケメネス朝の歴代4人の王のお墓が彫り込まれた岩窟墓とササン朝の歴代王の活躍が刻まれたレリーフなどがあります。パサルガダエは、キュロス2世(大王)のお墓が有名ですが、お墓以外にも大王に関連する建造物があります。
夜:イスファハン着
【イスファハン泊】/食事:朝○昼○夕○
5 イスファハン 終日:イスファハン観光
(○イマーム広場、◎イマーム・モスク、◎シェイク・ロトフォーラー・モスク、◎アリカプ宮殿、◎ジャメ・モスク(金曜のモスク)、◎アルメニア・バンク教会、◎チェヘル・ソトゥーン宮殿、○バザール)
観光の途中、ペルシャ風喫茶店「チャイハネ」にて休憩
夜:ライトアップされたイマーム広場へご案内します。
【イスファハン泊】/食事:朝○昼○夕○
6 イスファハン車テヘラン飛行機ドーハ 午前:専用車にてアビアネ村へ
昔ながらの風習を頑なに守り生活をしている美しいアビアネ村の散策をお楽しみください。
その後、専用車にてテヘランへ
途中、カシャーンにて◎フィン庭園を観光します。
夜:テヘラン発、空路にてドーハへ
夜:ドーハ着後、ご自身でお乗換え
【機中泊】/食事:朝○昼○夕○
7 ドーハ飛行機東京・大阪 【成田行、または関空行の場合】
深夜:ドーハ発、空路にて帰国の途へ
夜:成田または関空着
【羽田行の場合】
午前:ドーハ発、空路にて帰国の途へ
夜:羽田着
日程表の見方
◎:入場観光、○:下車観光
時間帯の目安
交通手段アイコン
飛行機:飛行機/ 車:車/ バス:バス
船:船/ボート:ボート/ 列車:列車

参考料金

1名様で参加 2名様で参加
ベーシック時期 お問い合わせ お問い合わせ
  • 上記の参考料金はモデルプラン通りの日程をもとに算出したお一人様あたりの旅行代金の目安額です。
  • 参考料金には燃油サーチャージや空港諸税は含まれておりません(別途かかります)。
  • 利用予定航空会社以外をご指定の場合、またはエコノミークラス以外をご指定の場合は追加代金により適用可能です。
  • その他、訪問地の変更、日程の延長、ホテル指定など、お客様のご要望に合わせた日程づくりが可能です。

実施内容

利用予定航空会社 カタール航空
利用予定ホテル 下記または同等クラス
■テヘラン:エンゲラブ、コ−サー
■シラーズ:アリョオ・バザン、パーシャン
■イスファハン:アリカプ、サフィール
食事 朝食4回、昼食4回、夕食5回
参加人数 1名様
添乗員 同行しません。

注意事項

査証(ビザ)について イランは査証が必要です。
イラン旅程における注意事項
  • 車両とガイドについて:
    専用車を利用し、日本語ガイドがご案内します。
  • 観光について:
    テヘランの「宝物博物館」が休館日(水木金曜日)にあたる場合は、代わりに「ガラス博物館」へご案内します。「ゴレスタン王宮博物館」が休館日(木日曜日)にあたる場合は、代わりに「絨毯博物館」へご案内します。
    日程中にイランの祝祭日が当たる場合は博物館等が休館となり観光が出来なくなります。
航空座席の予約手配に関する注意事項
  • フライトスケジュールの変更やお見積り時の旅行代金で利用する航空座席の予約クラスが満席の場合、追加代金がかかるお座席をご提案する場合がございます。
  • 各地の国内線は、ご予約と同時に即発券となり、発券後のキャンセルはできません。そのため、予約のタイミングを見計らって手配を進めますが、残席数が少なくなった場合は、即時発券させていただきます。その場合は通常の取消規定とは別にご案内する所定の取消料が適用されますのでご注意ください。
その他注意事項
  • 燃油サーチャージ、空港諸税、現地ガイドへのチップ等は旅行代金に含まれておりません。
  • ご利用いただく区間によっては、お預け手荷物費用が無料ではなく有料(現地払い)となる場合がございます。
  • 日程表上の国内線の時刻は、予告なしに変更となる場合がございますので目安としてご参照ください。
  • 乗り継ぎ地での搭乗手続きは、お客様自身で行っていただきます。