砂漠の豪華テント式ホテルに泊まる

ヨルダン&チュニジア周遊10日間

(ペトラ・死海・ワディラム・ケロアン・トズール・クサールギレン)

JORDAN_TUN10D_001QR

ペトラ遺跡/エルハズネ(宝物殿)
ペトラ遺跡/エルハズネ(宝物殿)
王家の墓/王族や高位役人の埋葬用として建設されたとの説が有力
大寺院/ペトラ遺跡内の中心部に位置する巨大な神殿
ペトラ遺跡/エド・ディル(修道院)
ワディラム/壮大な赤い砂漠と奇岩
死海リゾート
死海/湖岸には塩の結晶が堆積している
マダバ/聖ジョージ教会にある「古代パレスチナ」のモザイク地図
ネボ山/モーセ終焉の地
ネボ山/旧約聖書に登場する重要な地名の方位図
ネボ山/モーセが見た「約束の地」を眺望
シディブサイド/海を見下ろせる「カフェ・シディ・シャバーン」
シディブサイド/海を見下ろせる「カフェ・シディ・シャバーン」
ザグーアンの水道橋(ローマ時代の遺跡)
ケロアン/グランドモスク
ケロアン/シディサハブ霊廟
ケロアン/アグラブ朝の貯水池

モデルプランのおすすめ概要

遺跡の宝庫「ヨルダン」と地中海の至宝「チュニジア」の2カ国周遊紀行です。

ポイント
  • ヨルダンとチュニジアにある7つの世界遺産を訪問します。
  • モーセゆかりの地ネボ山と古代パレスチナのモザイク地図がある聖ジョージ教会を訪問します。
  • ペトラ遺跡では、通常の遺跡観光のほか、最深部のエド・ディル(修道院)も見学できます。
  • 岩砂漠のワディラムでは、4WD車で砂漠ドライブ観光とベドウィン風のキャンプでの宿泊を体験します。
  • 死海リゾートでは、宿泊して午後は時間を気にせずにゆっくりと死海浮遊体験をお楽しみください。
  • トズールでは、映画『スターウォーズ』『イングリッシュ・ペイシェント』のロケ地や「タメルザ渓谷」の山岳オアシスの村々を訪問します。
  • サハラ砂漠のクサールギレンでは、豪華テント式ホテルに泊まります。
訪問する世界遺産

ペトラ遺跡/ワディラム保護区/チュニス旧市街/古都ケロアン/スース旧市街/エルジェムの円形闘技場/カルタゴ遺跡

ペトラ遺跡/ナバテア人が造った最高傑作「エル・ハズネ」
ペトラ遺跡/入口からエル・ハズネへと続く、約1.2kmの狭い峡谷の道
COLUMN

ナバテア人とペトラ遺跡

ナバテア人は、優れた交易民族であり、エジプト、ローマ帝国、ギリシャ、インド、中国などと広範な交易を通じて香辛料から絹織物、宝石類、食料品などあらゆるものを取引しました。彼らは交易路の要所に都市や拠点を建設し、キャラバン隊を組織して貿易活動を展開しました。特にナバテア人が築いたペトラは、その代表的な都市です。彼らは水源やオアシスを見つけると、そこに都市を建設しました。ペトラでは、巧妙な水利システムの痕跡が今も残っており、灌漑技術を駆使して農業を発展させる一方、水源の確保によって交易の中継地として栄えました。また、ナバテア人は芸術や建築の分野でも優れた才能を発揮しました。ペトラをはじめとするナバテアの都市には、美しい彫刻や装飾が施された建造物が数多く残されています。彼らの建築様式は、ギリシャやローマなどの外部の影響を受けながらも独自の特徴を持ち、その精巧さと美しさは見る者を魅了します。

岩砂漠のワディラム/ベドウィン族が運営管理する世界遺産の保護区
岩砂漠のワディラム/四輪駆動車で疾走しながら砂漠や奇岩の風景を満喫
COLUMN

岩砂漠ワディラムとベドウィン族のつながり

ワディラムは単なる岩砂漠ではなく、世界遺産に登録されている保護区です。この壮大な地域には、砂漠の風景や岩山、砂丘、奇岩など、自然の美しさに溢れていると同時に、岩に刻まれた古代の彫刻やペトログリフなど、古代人の文化的遺産も数多く残っています。また、ワディラムは映画のロケ地としても有名で、『アラビアのロレンス』をはじめ、マットデイモン主演の火星を舞台にした『オデッセイ』などもここで撮影されました。ワディラム地域全体は、ベドウィン族が運営管理しており、観光ガイドやベドウィン風のキャンプ泊の手配など、様々な観光業活動に関わっています。彼らは伝統的な生活様式や文化を守りながら、ワディラム地域の環境保全や持続可能な観光の推進に積極的に取り組んでおり、訪れる人々にワディラムの自然と文化を適切に理解・尊重するよう啓発しています。

マダバの聖ジョージ教会にある古代パレスチナのモザイク地図
ネボ山/モーセが見たカナンの地
COLUMN

マダバとネボ山

ネボ山は、旧約聖書の出エジプト記に登場するモーセ終焉の地として知られています。モーセは兄アーロンやヨシュアと共に、約300万人のイスラエル民族(ヘブライ人)を率いて約束の地カナン(現在のパレスチナ)を目指しましたが、残念なことにネボ山で息を引き取りました。ネボ山には、4世紀後半にモーセの死を記念して建てられた教会であるモーセ記念聖堂があります。モザイクで装飾された床下からは、天然の岩をくり抜いた6基の墓が発見されています。これらはモーセの墓とされており、信仰上の重要な聖地として崇拝されています。また、ネボ山の頂上付近には、モーセの「青銅の蛇」を象徴する十字架のモニュメントも存在します。これは人気の撮影スポットであり、訪れる人々にとって魅力的な目的地の一つとなっています。

青と白の街・シディブサイド
COLUMN

白と青の小さな楽園・シディブサイド

シディブサイドは、15世紀にイベリア半島から追放されたムーア人(イスラム教徒)によって建設されました。白い壁と青い窓枠が特徴的な建物が丘の上に立ち並び、地中海の景色を一望することができるチュニジアの一大名所です。町には小さな美術館や工芸品店、カフェ、レストランも多くあり、地中海への眺めも素晴らしく、散策しながら美しい風景を楽しむことができます。イベリア半島からアフリカ大陸に渡ったムーア人が、時同じくしてモロッコのシャウエンという町を作った経緯とも似ており、アラブ文化の芸術的な雰囲気と歴史的背景を備えた魅力的な観光地です。

パンシー・クサールギレンのテント式ホテル
COLUMN

赤い砂漠のオアシス・クサールギレン

チュニジアのサハラ砂漠観光の拠点・クサールギレン。サハラ砂漠の入り口となるドゥーズからおよそ145kmの位置にあり、四輪駆動車で約2時間程度かかります。ここには宿泊施設として、豪華なテント式ホテルがあります。クーラー(冷房)もあり、ベッド・トイレ・シャワー・洗面所が完備され、快適に滞在することができます。「クサール」とはアラビア語で要塞や城塞を指す言葉で、かつて砂漠地帯での交易や防衛の拠点として使用された建物や集落が周辺地域に残っています。砂漠のオアシスであるロッジの敷地から一歩外に踏み出すと、そこはもう「赤い砂漠」地帯です。ラクダや馬に乗っての砂丘散策に出かけましょう。

カルタゴ遺跡
COLUMN

栄枯盛衰を繰り返したカルタゴの遺跡

カルタゴの歴史は古く、紀元前814年に海洋民族であったフェニキア人の港湾都市として建設され、地中海の交易や海軍の拠点として繁栄し、地中海世界における大国としての地位を確立しました。ギリシャやローマとの覇権争いを繰り返した後、紀元前146年にローマとの3度にわたる戦争に終止符が打たれ、都市は完全に破壊されました(第3次ポエニ戦争)。戦後、初代皇帝アウグストゥスが再建計画を進め、約300年間ローマ帝国のもと繁栄を謳歌しましたが、698年にアラブ帝国(ウマイヤ朝)の征服によって最終的に廃墟となり、現存するカルタゴ本来のものは墓地と軍港のみです。そのため、現在のカルタゴは古代ローマ時代の貴重な遺跡が残る場所として、「カルタゴ遺跡」という名前で世界遺産に登録されています。

日程表

区間 スケジュール
1 東京・大阪飛行機ドーハ 深夜:東京(成田)または関空発、空路にて<ドーハ乗換え>アンマンへ
※東京(羽田)発の場合は、2日目の深夜発となります。ドーハ発アンマン着のフライトは同じです。
【機中泊】/食事:朝×昼×夕×
2 ドーハ飛行機アンマン車マダバ・ネボ山車死海 深夜:東京(羽田)発、空路にて<ドーハ乗換え>アンマンへ
午後:アンマン着後、専用車にて死海へ
途中、マダバとネボ山観光(ガイドは同行しません)
(古代パレスチナ地図が描かれたマダバの◎聖ジョージ教会と、モーセ終焉の地○ネボ山)
標高800mのネボ山からはモーセが見た「約束の地カナン」の眺望をお楽しみください。
午後:ホテル着後、フリータイム
水着に着替えて死海での浮遊体験をお楽しみください。
地球上で最も低い海抜マイナス400mに位置する死海の塩分濃度はおよそ30%もあり、どんなカナヅチの方でも水面に浮いてしまいます。
夜:ホテルにて夕食
【死海泊】/食事:朝×昼×夕○
3 死海車ペトラ車ワディラム 朝:専用車にてペトラへ
午前:ペトラ遺跡観光
(○エル・ハズネ(宝物殿)、○ローマ円形劇場、○宮殿の墓、○翼を持ったライオンの寺院、○柱廊通り)
※遺跡入口からシーク入口までを馬に乗って移動する場合は、別途3ドル(USD)のチップが必要です。
午後:遺跡の中のレストランにて昼食
昼食後はペトラ遺跡内を自由観光(ガイドは同行しません)
(○ライオン・トリクリニウム(ライオンの墓)と○エド・ディル(修道院)など)
夕刻:専用車にて岩砂漠のワディラムへ
夜:キャンプにて夕食
砂漠のテント泊

***今宵は岩陰に作ったベドウィン風のキャンプにご宿泊***
満天の星空を眺めながらお寛ぎください。

【ワディラムキャンプ泊】/食事:朝○昼○夕○
4 ワディラム車アンマン 午前:ワディラム観光
4WD(混載車)に乗り換え、映画『アラビアのロレンス』の舞台、岩山に囲まれた雄大な褐色の大地を疾走します(約2時間)
オプショナルツアー

ワディラム観光4時間プラン(通常の観光内容に加えロックブリッジ等を訪問)

観光後、専用車にてアンマンへ
夕刻:アンマン着後、フリータイム
【アンマン泊】/食事:朝○昼×夕×
5 アンマン飛行機チュニス車ケロアン 朝:専用車にてアンマンの空港へ
午前:アンマン発、空路にてチュニスへ
午後:チュニス着後、専用車にてチュニス市内へ
午後:チュニス観光
(旧市街の○メディナと○グランドモスク)
観光後、専用車にてケロアンへ
途中、世界最大級(全長132km)の水道橋○ザグーアンの水道橋観光
夜:ホテルにて夕食
【ケロアン泊】/食事:朝○昼×夕○
6 ケロアン車トズール 午前:ケロアン観光
(北アフリカ最古といわれる◎グランドモスク、◎シディ・サハブ霊廟、○アグラブ朝の貯水池、○メディナ)
観光後、専用車にてチュニジア南部のオアシス都市トズールへ
午後:タメルザ渓谷観光
(シェビカ、ミデス、タメルザの3つの山岳オアシスの村を訪問)
※ミデスは映画『イングリッシュ・ペイシェント』のロケ地です。
夜:ホテルにて夕食
【トズール泊】/食事:朝○昼○夕○
7 トズール車クサールギレン 早朝:オング・エル・ジュメル訪問
(朝日観賞と映画『スターウォーズ』『イングリッシュ・ペイシェント』のロケ地を見学)
午前:専用車(4WD)にて「赤い砂漠」のクサールギレンへ
途中、チュニジア最大の塩湖ジェリド湖(ショット・エル・ジェリド)を通過します。
午後または夕刻:クサールギレン着
チェックイン後、フリータイム
オプショナルツアー

サハラ砂漠の夕日観賞&キャメルライディング(ラクダ乗り体験)

夜:テント式ホテルにて夕食
砂漠のテント式ホテル泊

***今宵は豪華テント式ホテルの「パンシー・クサールギレン」にご宿泊***
満天の星空を眺めながらお寛ぎください。

【クサールギレン泊】/食事:朝○昼○夕○
8 クサールギレン車マトマタ車エルジェム車スース車チュニス 朝:クサールギレンから専用車にてマトマタへ
午前:マトマタ観光
(○ベルベル人の洞窟住居、映画『スターウォーズ』のロケ地で知られる○「ホテル・シディ・ドリス」)
観光後、専用車にてエルジェムへ
午後:収容人員約35,000人といわれる◎エルジェムの円形闘技場観光
その後、専用車にてチュニスへ
途中、スース旧市街観光
(○メディナ、地上約38mの要塞◎リバト)
※リバトの最上部からはスースの街並みや港がご覧いただけます。
夜:ホテルにて夕食
【チュニス泊】/食事:朝○昼○夕○
9 アンマン飛行機ドーハ 午前:カルタゴ遺跡観光とシディブサイド訪問
(○ビュルサの丘(古代カルタゴの中心)、◎カルタゴ博物館、○トフェ(ポエニ人の墓地でタニト神の聖域)、○古代カルタゴの2つの港、○ローマ人の住居、○アントニヌスの共同浴場)
観光後、チュニジアで最も美しい街の1つといわれるシディブサイドへ
着後、フリータイム
(チュニジアンブルーが印象的なシディブサイドの町散策をお楽しみ下さい)
その後、専用車にて空港へ
午後:チュニス発、空路にてドーハへ
深夜:ドーハ着後、ご自身でお乗換え
【機中泊】/食事:朝○昼×夕×
10 ドーハ飛行機東京・大阪 【成田行、または関空行の場合】
深夜:ドーハ発、空路にて帰国の途へ
夜:成田または関空着
【羽田行の場合】
午前:ドーハ発、空路にて帰国の途へ
夜:羽田着
日程表の見方
◎:入場観光、○:下車観光
時間帯の目安
交通手段アイコン
飛行機:飛行機/ 車:車/ バス:バス
船:船/ボート:ボート/ 列車:列車

参考料金

2名様で参加 1名様で参加
ベーシック時期/月水木金土(発) お問い合わせ お問い合わせ
  • 上記の参考料金はモデルプラン通りの日程をもとに算出したお一人様あたりの旅行代金の目安額です。
  • 参考料金には燃油サーチャージや空港諸税は含まれておりません(別途かかります)。
  • 利用予定航空会社以外をご指定の場合、またはエコノミークラス以外をご指定の場合は追加代金により適用可能です。
  • その他、訪問地の変更、日程の延長、ホテル指定など、お客様のご要望に合わせた日程づくりが可能です。

実施内容

利用予定航空会社 カタール航空
利用予定ホテル 下記または同等クラス
■死海:デッド・シー・スパ
■ワディラム:キャプテンキャンプ・ワディラム
■アンマン:アルカサール・メトロポール
■ケロアン:コンチネンタル
■トズール:エルドラド・クサール・ルージュ
■クサールギレン:パンシー・クサールギレン指定
■チュニス:ベルベデーレ
食事 朝食7回、昼食4回、夕食6回
参加人数 1名様
添乗員 同行しません。

注意事項

査証(ビザ)について チュニジアは査証不要です。
ヨルダンは査証が必要です。現地空港にて取得可能(無料)です。
ヨルダン旅程における注意事項
  • 車両とガイドについて:
    専用車を利用して英語のドライバーガイドがご案内します。但し、ペトラ遺跡観光は、現地ガイドとは別の「遺跡観光の専任ガイド」がご案内します(昼食を取るまでの観光です)。昼食後の観光(エドディルなど)はお客様ご自身で行なっていただきます。なお現地ガイドは遺跡の入り口で待機しております。またワディラム観光は、岩砂漠を走るため4WD(四輪駆動車)の混載車に乗り換えて行います。
  • ペトラ遺跡入口からシーク入口までの道のり(約 800m)を馬に乗って移動する場合は、管理人に別途3ドル(USD)のチップが必要となります。
  • マダバとネボ山観光は、入場券付きの自由観光です。現地ガイドは各入口までご案内して入場券をお客様にお渡しします。ガイドは入場せず、お客様のみで自由に見学していただきます。
チュニジア旅程における注意事項
  • 車両とガイドについて:
    専用車を利用して英語ガイドがご案内します。車両は、砂漠地帯を走る場合は4WDの専用車に乗換える場合があります。
航空座席の予約手配に関する注意事項
  • フライトスケジュールの変更やお見積り時の旅行代金で利用する航空座席の予約クラスが満席の場合、追加代金がかかるお座席をご提案する場合がございます。
  • 各地の国内線は、ご予約と同時に即発券となり、発券後のキャンセルはできません。そのため、予約のタイミングを見計らって手配を進めますが、残席数が少なくなった場合は、即時発券させていただきます。その場合は通常の取消規定とは別にご案内する所定の取消料が適用されますのでご注意ください。
その他注意事項
  • 燃油サーチャージ、空港諸税、現地ガイドへのチップ等は旅行代金に含まれておりません。
  • ご利用いただく区間によっては、お預け手荷物費用が無料ではなく有料(現地払い)となる場合がございます。
  • 日程表上の国内線の時刻は、予告なしに変更となる場合がございますので目安としてご参照ください。
  • 乗り継ぎ地での搭乗手続きは、お客様自身で行っていただきます。