バオバブ並木道
フランス人作家のサン・テグジュペリの『星の王子さま』で登場するのがモロンダバにあるバオバブの木です。モロンダバへはアンタナナリボから空路で約1時間です。バオバブ並木道(Baobab Avenue)までは、市内から約15km、車で約30分の距離です。悪魔が木を引っこ抜いて逆さまに植えつけたといわれるほど見た目が奇妙な木ですが、地元では生活と密着して重宝されており、果実はジュースや下痢止めになります。日中の壮大な姿も夕暮れ時にはシルエットを映し出す幻想的な姿へと変わります。ちなみに並木道のバオバブの木は、アダンソニア・グランディディエリ(Adansonia grandidieri)という種類で、このような姿形で見られるのはモロンダバだけです。