モロンダバとモロンベ周辺のバオバブの木はどこが違うの?
マダガスカルのシンボルでもある奇妙でユニークなバオバブの木。サンテグジュペリの童話『星の王子さま』で一躍有名となったモロンダバのバオバブの木は、まさに「神様が引っこ抜いて逆さに植えつけた木」そのもの。ところが、さらにその上を行くとっておきのバオバブの木がモロンダバの南200kmに位置するモロンベ周辺にあります。その形状はまさに「怪物」を思わせる姿形です。モロンダバのバオバブをとっくり型(縦長)にたとえるなら、さしずめモロンベ周辺のバオバブは樽型(胴回りが大きい)と言えるでしょう。