パンタナールの魅力
パンタナール大湿原は、ブラジル、パラグアイ、ボリビアの3国にまたがり、総面積は日本の本州に匹敵する23万平方キロメートルに及びます。最適な訪問時期は7~9月の乾季です。この時期には水没した湿地帯の水位が下がり、大小無数の湖沼群や湿原が姿を現し、多くの鳥類が大規模なコロニーを形成したり、野生動物の活動が活発化します。パンタナールでは、車やボート、乗馬、トレッキングなどさまざまな方法でサファリを楽しむことができます。約420種の動物、約930種の野鳥、約450種の淡水魚が生息しており、その生物多様性は世界有数です。ワニやカピバラ、多彩な鳥類など、さまざまな野生生物の生態を間近で観察することができるのも、パンタナールの魅力の一つです。