カワチ遺跡
ナスカの町から西へ約25kmにある、カワチ遺跡(Cahuachi)はナスカ時代の宗教都市遺跡(大祭祀センター)で、ナスカの地上絵がある平原と川を挟んですぐ南に位置しています。アドベ(日干しレンガ)で築かれた高さ10~20mほどの階段式のピラミッドや神殿が広大な150ヘクタールの面積に整然と建ち並び、この場所はかつて聖地巡礼の中心地であり、ナスカ文化の重要な場所だったと考えられています。
マチュ・ピチュの歴史保護区/クスコ市街/ナスカとパルパの地上絵
ナスカの町から西へ約25kmにある、カワチ遺跡(Cahuachi)はナスカ時代の宗教都市遺跡(大祭祀センター)で、ナスカの地上絵がある平原と川を挟んですぐ南に位置しています。アドベ(日干しレンガ)で築かれた高さ10~20mほどの階段式のピラミッドや神殿が広大な150ヘクタールの面積に整然と建ち並び、この場所はかつて聖地巡礼の中心地であり、ナスカ文化の重要な場所だったと考えられています。
パレドネス遺跡(Los Paredones)はナスカ近郊(南約2km)にある、アドベ(日干しレンガ)で造られたインカ時代の遺跡で、クスコへ向かう飛脚(チャスキ)の宿場跡とされています。また町の東側(東約4km)には清流が流れるプレインカ時代の水路跡(Acueductos de Cantalloc)があります。渦巻き状の泉はプキオ(Puquio)といわれ、古代の地下水道システムで、現在も36基が機能し新鮮な水を砂漠に届けています。
チャウチージャ墓地(Cementerio de Chauchilla)はナスカの町から南へ約30kmにある、古代の墓所遺跡です。盗掘者に掘り返された古代の墓地跡を整備し、骸骨を墓穴に埋める前の状態で展示されています(野外展示)。パラカス期からナスカ期、ワリ期に至る墓所がおおよそ14基あります。高価な土器や織物は盗掘者にすでに持ち出されており、各墓地穴には剥き出しのミイラだけがそのまま残されています。
ピサック遺跡への所要時間は、入り口から頂上までおよそ1~2時間ほどで、ハイキングの道は山道や階段があり、地形の起伏もあります。遺跡に到着すると、巨大なテラスや建物、神聖な場所など、インカ文明の遺産を見ることができます。ピサック遺跡は農業、宗教、軍事などの目的で使用された複合施設で、精巧な石組みや彫刻があり、その歴史的な価値と美しさに感動します。
モライ遺跡はインカ時代の農業試験場跡ともいわれる巨大な同心円状構造の段々畑で、直径・高低差とも100m以上もあります。一段下がるごとに0.5~0.7℃ほど気温が変わり、最大5℃の気温差が生まれ、遺跡の一番底が最も気温が低く、上に上がるほど高くなる構造になっています。また方角によって日照時間も異なり、微小な気候の違いを利用して食物の研究や品種改良を行っていたと考えられています。しかしながら現在も本当の目的は解明されておらず謎の多い遺跡です。現在は遺跡保護の理由で遺跡内は立ち入り禁止で展望場所からの見学となります。
オリャンタイタンボ遺跡は、クスコら北西約70kmの位置にある、ウルバンバ渓谷の断崖に建設された遺跡で、マチュピチュ行きの鉄道駅のすぐそばにあります。遺跡は巨大なテラスや石組みで構成されており、その存在感は圧倒的で、頂上からは美しい景観が楽しめます。遺跡内には、農業用のテラス、住居、祭祀施設、水路システムなどが見つかっており、これらはインカ文明の発展と生活の一端を示す一方、建造物にはインカの石組み技術の精巧さが随所に見られます。
ワイナピチュ峰の登山は、片道1時間30分から2時間程度かかります。登山道は急勾配で一部には階段がありますが、景色の良いポイントや休憩所がいくつか設置されていますので、ゆっくりとマイペースで上ることが可能です。頂上に到着すると、壮大な景色とマチュピチュ遺跡の全景を望むことができます。非常に人気があり、入場人数の制限もあるため、早めの予約が必要です。
チチカカ湖はエンジンが付いた船が航行する世界最高所にある湖(海抜3890m)で、面積は琵琶湖の約12倍(8300k㎡)、最大水深は約280mあります。その昔、インカの初代皇帝マンコ・カパックがこのチチカカ湖の水中から出現したとされる伝説があり、現代においても神秘的な湖であります。ペルーとボリビアの両国にまたがり(6:4の比率)、聖なる湖と崇められてきた湖畔には、ティワナク遺跡(ボリビア)やシユスタニ遺跡(ペルー)などプレ・インカ時代の古代遺跡が残っています。また湖には葦を積み重ねて作った人口の島「浮島(トトラ)」が約40ほどあり、ウル族(現在、純血のウル族はいなくケチュア族やアイマラ族の混血が中心)などが生活しています。観光拠点のプーノからモーターボートで約40分の場所にウロス島、約3時間の場所にタキーレ島(ケチュア族の島)、約4時間の場所にアマンタニ島があります。
区間 | スケジュール | |
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1 | 東京ヒューストンリマ | 夕刻:成田発、空路にて<ヒューストン乗換え>リマへ 深夜:リマ着後、現地係員がお出迎えしホテルへ(ドライバーのみ) (ホテル着後に、日本語係員が翌日からのご旅行日程に関してのご説明をおこないます) |
【リマ泊】/食事:朝×昼×夕× | ||
2 | リマナスカ | 早朝:専用車にてバス停へ(ドライバーのみ) ※バスは快適さで定評のあるぺルーを代表するクルスデルスール社の大型バスです。 朝:バスにてナスカへ(約7.5時間) 午後:バス停着後、ナスカ近郊観光へ 午後:ナスカ近郊観光(英語ガイド) (◎マリアライヘ博物館、◎ミラドール(観測塔)、◎パレドネス遺跡と水路跡、土産物店など) 観光後、ホテルへ |
【ナスカ泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
3 | ナスカ | 午前:ナスカ地上絵観光 セスナ機による上空からのナスカ地上絵遊覧飛行をお楽しみください。 昼:レストランにて昼食 午後:ナスカ観光/選択プラン(自由観光) ※専用車にて目的地まで送迎した後は、お客様による自由観光となります。 ★AプランまたはBプランのどちらかをご予約時にご選択ください。 【Aプラン】:カワチ遺跡&アントニーニ博物館 【Bプラン】:チャウチージャ墓地&アントニーニ博物館 観光終了後、ホテルへ送迎(※注意:お部屋はご利用いただけません) 夜:ホテルにて夕食 夕食後、バスの出発時間に合わせてバス停へ(英語係員) ※バスは快適さで定評のあるぺルーを代表するクルスデルスール社の大型バスです。 夜:ナスカ21:30発、バスにてアバンカイを経由してクスコへ(約15時間) (長時間移動となりますので座席をリクライニングしてくつろいでお休みください) |
【車中泊】/食事:朝○昼○夕○ | ||
4 | アバンカイクスコ | 朝:アバンカイ07:20着。そのままご乗車いただきクスコへ 途中、アンデスに広がるのどかな風景を車中からお楽しみください。 午後:クスコ12:30着後、クスコ観光へ 午後:クスコ旧市街と近郊遺跡観光(日本語ガイド) (○ロレト通りとアトゥンルミヨク通り(12角の石)、○アルマス広場、○カテドラル、◎サント・ドミンゴ教会(コリカンチャ=太陽の神殿)、◎サクサイワマン(要塞跡)、◎ケンコー(祭礼場跡)、プカプカラ(要塞跡)[車窓]、◎タンボマチャイ(沐浴場跡)) |
【クスコ泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
5 | クスコオリャンタイタンボマチュピチュ | ★A行程またはB行程のどちらかをご予約時にご選択ください。 【A行程】ピサックルートの場合
午前:専用車にて聖なる谷のピサックへ(ドライバーのみ)途中、アンデスの生活博物館「アワナカンチャ」に立ち寄ります。 アルパカ、リャマ、ビクーニャ、グアナコなど南米ラクダ科動物と織物の見学ができます。 午前:ピサック遺跡観光とピサック村見学(自由観光) 「ミニマチュピチュ」の異名をもつ遺跡には段々畑、見張り台、太陽の神殿などがあり、小高い丘の上の頂上からは聖なる谷の素晴らしい眺望が楽しめます。 (※注:野菜市は火・木・日のみ開催、民芸品の市は毎日開催) その後、聖なる谷の風景を車窓から楽しみながらオリャンタイタンボへ 午後:オリャンタイタンボ遺跡観光(自由観光) インカ時代の要塞跡で、クスコのような、あのカミソリの刃を通さないほど精巧にできた見事な石組みがご覧いただけます。圧巻は特殊な石組みの巨大な「六枚屏風岩」です。 その後、鉄道駅へご案内します。 夜:オリャンタイタンボ発、列車にてマチュピチュへ 夜:マチュピチュ駅着後、ご自身でホテルへ(徒歩圏内) 【B行程】モライルートの場合
午前:専用車にてモライ遺跡とマラス塩田へ(ドライバーのみ)午前:モライ遺跡とマラス塩田観光(自由観光) マラス塩田は、プレインカ時代から続く傾斜面を利用した天日干しで塩を作る「白い塩田」で歴代のインカ皇帝ご用達の塩として有名です。モライ遺跡はインカ時代の農業試験場跡ともいわれる巨大な同心円状構造の段々畑で直径・高低差とも100m以上もあり、現在も本当の目的は解明されておらず謎の多い遺跡です。 その後、聖なる谷の風景を車窓から楽しみながらオリャンタイタンボへ 午後:オリャンタイタンボ遺跡観光(自由観光) インカ時代の要塞跡で、クスコのような、あのカミソリの刃を通さないほど精巧にできた見事な石組みがご覧いただけます。圧巻は特殊な石組みの巨大な「六枚屏風岩」です。 その後、鉄道駅へご案内します。 夜:オリャンタイタンボ発、列車にてマチュピチュへ 夜:マチュピチュ駅着後、ご自身でホテルへ(徒歩圏内) |
【マチュピチュ泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
6 | マチュピチュオリャンタイタンボクスコ | 午前:マチュピチュ遺跡観光(英語ガイド、または日本語ガイド) 早朝~朝:シャトルバスにてマチュピチュ遺跡へ(約30分) 登山の予定が入っている場合は、登山の前か後に遺跡観光が行われます。遺跡観光が終了した後、遺跡を退出して解散となります。 シャトルバスにてマチュピチュ村に到着した後は、列車の時間まではフリータイムです。 午後~夕刻:マチュピチュ発、列車にてオリャンタイタンボへ 夜:オリャンタイタンボ駅着後、専用車にてクスコのホテルへ(ドライバーのみ) オプショナルツアー
ワイナピチュ山、またはマチュピチュ山の登山 インカ橋の見学 サンクチュアリロッジの昼食 |
【クスコ泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
7 | クスコプーノ | 早朝:専用車にて、バス停へ(英語係員) 朝:クスコ発、観光バスにてチチカカ湖観光の拠点プーノへ アンデス地方の風景を楽しみながらの約10時間のバスの旅です(★英語混載) 途中、休憩と観光(○アンダワイリーヤス(教会)、○ラクチ遺跡(ビラコチャ神殿)、シクアーニ(昼食)、ラ・ラヤ峠(最高地点にて写真休憩あり)、◎プカラ博物館) 夕刻:プーノ着後、英語係員がお出迎えし、専用車にてホテルへ |
【プーノ泊】/食事:朝○昼○夕× | ||
8 | フリアカリマ | 午前:チチカカ湖のウロス島観光(★英語混載) 船に乗って、トトラ(葦)で出来た浮島ウロス島を訪問し上陸します。ウロス島は約40もの浮島の総称で、そこで暮らすウル族の生活や文化を垣間みることができます。 観光後、ホテルへ 午後:フリータイム (出発時間まで自由にお過ごしください) 午後:専用車にてフリアカ空港へ(英語係員) 夕刻:フリアカ発、空路にてリマへ 夜:リマ着後、ご自身でお乗換え 深夜:リマ発、空路にて<アメリカ乗換え>帰国の途へ |
【機中泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
9 | リマアメリカ |
深夜:リマ発、空路にて<アメリカ乗換え>帰国の途へ |
【機中泊】/食事:朝×昼×夕× | ||
10 | 東京 | 午後:東京(羽田・成田)着 |
2名様で参加 | 1名様で参加 | |
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ベーシック時期 | お問い合わせ | お問い合わせ |
利用予定航空会社 | ユナイテッド航空 |
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利用予定ホテル | 下記または同等クラス ■リマ:ハビタット ■ナスカ:アレグリア ■マチュピチュ:インティプンク・マチュピチュ ■クスコ:ロイヤルインカⅡ ■プーノ:インティカ、ケルカタニ、コロン・イン、コンデ・デ・レモス、カサ・アンディーナ・プラザ |
食事 | 朝食7回、昼食2回、夕食1回 |
参加人数 | 1名様 |
添乗員 | 同行しません。 |
査証(ビザ)について | ペルーは査証不要です。ただし、アメリカ渡航認証(ESTA)の登録が必要です。 |
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ペルー旅程における注意事項 |
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航空座席の予約手配に関する注意事項 |
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その他注意事項 |
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