南米最古のカラル遺跡も訪問
ワスカラン国立公園とチャビンデワンタル遺跡を満喫する

北部ペルー紀行9日間

PERU9D_060AA

カラル遺跡/紀元前3000年に栄えたといわれる南米最古の古代都市遺跡
ペルーの最高峰「ワスカラン山(6768m)」
ユンガイ慰霊公園(カンポサント・ユンガイ)
ユンガイ慰霊公園(カンポサント・ユンガイ)
ワラスからチャビンへ向かう途中の峠の風景
チャビン・デ・ワンタル遺跡/背後に聖なる山がそびえ立つ
チャビン・デ・ワンタル遺跡(神殿正面)

モデルプランのおすすめ概要

南米最古のカラル遺跡、南米屈指の絶景を誇る「ワスカラン国立公園」、古代アンデス文明発祥の地「チャビンデワンタル遺跡」を訪問する旅行です。

ポイント
  • 南米最古の「カラル遺跡」は、「日本語ガイド」がご案内します。
  • ワスカラン国立公園をガイドと一緒にハイキング。氷河を戴く美しい山々やエメラルドグリーンの湖水、珍しい高山植物など、ペルーの大自然をご堪能いただきます。下山後、「ユンガイ慰霊公園(カンポサント・ユンガイ)」を訪問します。
  • アンデス文明の始まりであるチャビン文化の代表的な遺跡「チャビン・デ・ワンタル遺跡」を訪問し、発掘された遺物を展示する近代的な博物館「国立チャビン博物館」を見学します。
訪問する世界遺産

神聖都市カラル=スーペ(カラル遺跡)/ワスカラン国立公園/チャビン(考古遺跡)

カラル遺跡/紀元前3000年に栄えたといわれる南米最古の古代都市遺跡
カラル遺跡/神々を宿す石柱(ワンカ)とピラミッド
カラル遺跡/祭礼の中心地とされる円形半地下広場と巨大神殿の跡
COLUMN

南米最古のカラル遺跡とは?

カラルは紀元前3000年~2500年前ごろに栄えたといわれ、世界4大文明(エジプト、メソポタミア、インダス、黄河)とほぼ同時期で、アメリカ大陸最古の都市遺跡として注目されています。敷地内には巨石を使った神殿やピラミッドなど32の建築物が立ち並び、人々が住んだ住居と思われる遺跡も多数発見されています。都市の収容人口は推定約3000人、スーペ谷周辺の神殿群を含めると2万人に上るといわれています。遺跡東南に位置している祭礼の中心地とされる円形半地下広場からは32本の骨のフルートなどが発見され、カラルが交易と歓楽に立脚した平穏な社会であったと思われます。また、遺跡から出土した「シクラ」と呼ばれるイグサで作られた石を詰めた袋は、免震効果があるとされており、すでに高度な文明が存在した証ともいえます。

ワスカラン国立公園へ向かう途中の風景
ヤンガヌコ湖のひとつオルコンコチャ湖(男の湖)
ヤンガヌコ湖のひとつチナンコチャ湖(女の湖)
COLUMN

ワスカラン国立公園

ペルーの最高峰、ワスカラン山(標高6,768m)に近接する「ワスカラン国立公園」は、氷河を冠した壮大な山々とエメラルドグリーンの湖水に包まれ、まさに「ペルーのスイス」と称される場所です。公園内のヤンガヌコ谷には、エメラルドグリーンの2つの湖があります。北にはオルコンコチャ湖(男の湖)、南にはチナンコチャ湖(女の湖)があり、これらの氷河湖はワスカラン国立公園の象徴として広く知られています。

ユンガイ慰霊公園/背後に雄大なワスカラン山がそびえる
手前の土盛りは大地震で崩落し流れ着いた山頂からの土砂の塊(かなり高い)
ユンガイ慰霊公園(カンポサント・ユンガイ)
COLUMN

ユンガイ慰霊公園とは?

1970年5月31日、M7.8のアンカッシュ地震が発生し、ワスカランの北峰が氷河と共に大崩落しました。15,000,000m3の土砂と雪が標高3000mの高さから時速300kmで村々を襲撃し、死者・行方不明者はこの地域全体で約7万人に達しました。中でもユンガイの被害は最も甚大で当時のユンガイの人口は約18,000人いましたが、そのほとんどが死亡しています。ペルー政府はユンガイの地を国有化し、国立墓地に指定して掘り返すことを禁止し、かつてのユンガイの地から南に約2kmの場所に新しいユンガイの町を建設しました。

チャビン・デ・ワンタル遺跡/重量感のある神殿を構成する石組み
チャビン・デ・ワンタル遺跡/石を組み合わせて作った地下迷路の様子
地下迷路にあるランソン像(遺跡保護のため一方向からしか見えない)
COLUMN

チャビン・デ・ワンタル遺跡

チャビン・デ・ワンタル遺跡は、標高3000mを超える小盆地にある神殿遺跡で、古代アンデス文明「形成期」のチャビン文化の代表的な遺跡です(紀元前1000年頃)。当時は、熱帯雨林地帯から北海岸地帯までの広い地域から巡礼者が訪れ、信仰や文化面で大きな影響を与えたと言われています。200m四方の範囲に広場を囲み、西、北、南に建物を配し、主神殿は幅1mほどの地下回廊が迷路のように張り巡らされ、その中心には儀礼で重要な役割を担ったと考えられる高さ約4.5mの石塔「ランソン」が立てられています。各所にはジャガーなどの動物像や怪奇な神人像(浅浮彫り)が装飾されています。「国立チャビン博物館」は、2008年日本政府の協力のもとに完成。遺跡から発掘された貴重な遺物が美しく展示されています。

日程表

区間 スケジュール
1 東京飛行機アメリカ飛行機リマ 午前:東京(羽田)発、空路にて<アメリカ乗換え>リマへ
深夜:リマ着後、現地係員がお出迎えしホテルへ(ドライバーのみ)
(ホテル着後に、日本語係員が翌日からのご旅行日程に関してのご説明をおこないます)
【リマ泊】/食事:朝×昼×夕×
2 リマ車カラル車リマ 終日:カラル遺跡観光(日本語ガイド)
カラル遺跡とは

カラル遺跡は、スーペ川流域に紀元前3000年(約5000年前)に栄えた古代都市遺跡です。この遺跡には、6基の階段状ピラミッド群(神殿)と灌漑施設を含む建物跡などが見られます。遺跡から出土した「シクラ」と呼ばれるイグサで作られた袋の放射性炭素年代測定の結果から、カラル遺跡は現存する南北アメリカ大陸で最古の文明遺跡であり(エジプト文明とほぼ同時期)、2009年にユネスコ世界遺産に登録されました。

【リマ泊】/食事:朝○昼○夕×
3 リマバスワラス 朝:専用車にてバス停へ(ドライバーのみ)
午前:リマ09:30頃発、バスにてワラスへ(約8時間半)
夜:ワラス18:00頃着後、現地係員がお出迎えしホテルへ
【ワラス泊】/食事:朝○昼×夕×
4 ワラス車ワスカラン国立公園車カンポサント・ユンガイ車ワラス 朝:専用車にてワスカラン国立公園へ
途中、氷河を戴く山々や美しい風景をお楽しみください。
午前:ワスカラン国立公園観光(英語ガイド)
エメラルドグリーンの水をたたえたヤンガヌコ谷の湖を観賞した後、きれいな沢や珍しい高山植物、緑生い茂る森林の中をハイキングします。
その後、専用車にてカンポサント・ユンガイへ
途中、レストランにて昼食をとり、ユンガイ慰霊公園を訪れます。
午後:ユンガイ慰霊公園観光(英語ガイド)
大地震によって崩落した氷河を含む土石流が町を飲み込み、破壊した当時の爪痕が今も残っています。
観光後、ワラスへ
夕刻:ワラスのホテル着
【ワラス泊】/食事:朝○昼○夕×
5 ワラス車チャビンデワンタル車ワラス 朝:専用車にてチャビンデワンタルへ
途中、美しいケロコチャ湖や標高4500mの峠を越えながら美しい風景をお楽しみください。
午前:チャビンデワンタル遺跡観光(英語ガイド)
旧神殿と新神殿の2つの神殿があり、地下回廊の神殿最奥部にはジャガーを擬人化したランソン像があります。
昼:チャビン村のレストランにて昼食
午後:国立チャビン博物館見学(英語ガイド)
チャビン遺跡から発掘された貴重な遺物が美しく展示されています。
見学後、専用車にてワラスへ
夕刻:ワラスのホテル着
【ワラス泊】/食事:朝○昼○夕×
6 ワラスバスリマ 朝:専用車にてバス停へ(ドライバーのみ)
午前:リマ09:30頃発、バスにてワラスへ(約8時間半)
夜:ワラス18:00頃着後、現地係員がお出迎えしホテルへ
【リマ泊】/食事:朝○昼×夕×
7 リマ 終日:フリータイム
(リマ滞在を思い思いにお過ごしください)
(お部屋は出発時間までご利用いただけます)
夜:専用車にて空港へ(ドライバーのみ)
深夜:リマ発、空路にて<アメリカ乗換え>帰国の途へ
オプショナルツアー

リマ市内観光と博物館(1つ)(日本語ガイド付き)

【機中泊】/食事:朝○昼×夕×
8 リマ飛行機アメリカ飛行機 深夜:リマ発、空路にて<アメリカ乗換え>帰国の途へ
【機中泊】/食事:朝×昼×夕×
9 東京 午後:東京(羽田・成田)着
日程表の見方
◎:入場観光、○:下車観光
時間帯の目安
交通手段アイコン
飛行機:飛行機/ 車:車/ バス:バス
船:船/ボート:ボート/ 列車:列車

参考料金

2名様で参加 1名様で参加
ベーシック時期 お問い合わせ お問い合わせ
  • 上記の参考料金はモデルプラン通りの日程をもとに算出したお一人様あたりの旅行代金の目安額です。
  • 参考料金には燃油サーチャージや空港諸税は含まれておりません(別途かかります)。
  • 利用予定航空会社以外をご指定の場合、またはエコノミークラス以外をご指定の場合は追加代金により適用可能です。
  • その他、訪問地の変更、日程の延長、ホテル指定など、お客様のご要望に合わせた日程づくりが可能です。

実施内容

利用予定航空会社 アメリカン航空
利用予定ホテル 下記または同等クラス
■リマ:ハビタット
■ワラス:パストルーリ、コロンバ、サン・セバスチャン
食事 朝食6回、昼食3回、夕食0回
参加人数 1名様
添乗員 同行しません。

注意事項

査証(ビザ)について ペルーは査証不要です。ただし、アメリカ渡航認証(ESTA)の登録が必要です。
ペルー旅程における注意事項
  • ガイドについて:
    上記日程に記載している通りです。観光ガイドは英語ガイドがご案内します。日本語ガイドをご希望の場合は、リマからのスルーガイドとなり、別途お見積りとなります。
  • 現地係員(ドライバーのみ)について:
    都市間の陸路移動、ホテル-空港・駅間の陸路移動の際の現地係員(ドライバー兼任)は、片言の英語またはスペイン語のみのコミュニケーションとなりますので予めご承知おきください。
  • 専用車利用について:
    日程上に専用車の記載があるところは、原則お客様だけのプライベートカーをご用意します。但し、繁忙期でガイドや車の手配がプライベート対応できない場合は、弊社取扱いの別のお客様と混乗していただく場合がございますので予めご了承ください。その場合の旅行代金の減額等はございません。
  • 「チャビンデワンタル遺跡」は、月曜日がお休みとなります。その場合は「ワスカラン国立公園」と日程を入れ替えてご案内します。
航空座席の予約手配に関する注意事項
  • フライトスケジュールの変更やお見積り時の旅行代金で利用する航空座席の予約クラスが満席の場合、追加代金がかかるお座席をご提案する場合がございます。
  • 各地の国内線は、ご予約と同時に即発券となり、発券後のキャンセルはできません。そのため、予約のタイミングを見計らって手配を進めますが、残席数が少なくなった場合は、即時発券させていただきます。その場合は通常の取消規定とは別にご案内する所定の取消料が適用されますのでご注意ください。
その他注意事項
  • 燃油サーチャージ、空港諸税、現地ガイドへのチップ等は旅行代金に含まれておりません。
  • ご利用いただく区間によっては、お預け手荷物費用が無料ではなく有料(現地払い)となる場合がございます。
  • 日程表上の国内線の時刻は、予告なしに変更となる場合がございますので目安としてご参照ください。
  • 乗り継ぎ地での搭乗手続きは、お客様自身で行っていただきます。