ピサック遺跡のハイキング
ピサック遺跡への所要時間は、入り口から頂上までおよそ1~2時間ほどで、ハイキングの道は山道や階段があり、地形の起伏もあります。遺跡に到着すると、巨大なテラスや建物、神聖な場所など、インカ文明の遺産を見ることができます。ピサック遺跡は農業、宗教、軍事などの目的で使用された複合施設で、精巧な石組みや彫刻があり、その歴史的な価値と美しさに感動します。
マチュ・ピチュの歴史保護区/クスコ市街/古代都市テオティワカン/チチェン・イッツァ
ピサック遺跡への所要時間は、入り口から頂上までおよそ1~2時間ほどで、ハイキングの道は山道や階段があり、地形の起伏もあります。遺跡に到着すると、巨大なテラスや建物、神聖な場所など、インカ文明の遺産を見ることができます。ピサック遺跡は農業、宗教、軍事などの目的で使用された複合施設で、精巧な石組みや彫刻があり、その歴史的な価値と美しさに感動します。
モライ遺跡はインカ時代の農業試験場跡ともいわれる巨大な同心円状構造の段々畑で、直径・高低差とも100m以上もあります。一段下がるごとに0.5~0.7℃ほど気温が変わり、最大5℃の気温差が生まれ、遺跡の一番底が最も気温が低く、上に上がるほど高くなる構造になっています。また方角によって日照時間も異なり、微小な気候の違いを利用して食物の研究や品種改良を行っていたと考えられています。しかしながら現在も本当の目的は解明されておらず謎の多い遺跡です。現在は遺跡保護の理由で遺跡内は立ち入り禁止で展望場所からの見学となります。
オリャンタイタンボ遺跡は、クスコら北西約70kmの位置にある、ウルバンバ渓谷の断崖に建設された遺跡で、マチュピチュ行きの鉄道駅のすぐそばにあります。遺跡は巨大なテラスや石組みで構成されており、その存在感は圧倒的で、頂上からは美しい景観が楽しめます。遺跡内には、農業用のテラス、住居、祭祀施設、水路システムなどが見つかっており、これらはインカ文明の発展と生活の一端を示す一方、建造物にはインカの石組み技術の精巧さが随所に見られます。
ワイナピチュ峰の登山は、片道1時間30分から2時間程度かかります。登山道は急勾配で一部には階段がありますが、景色の良いポイントや休憩所がいくつか設置されていますので、ゆっくりとマイペースで上ることが可能です。頂上に到着すると、壮大な景色とマチュピチュ遺跡の全景を望むことができます。非常に人気があり、入場人数の制限もあるため、早めの予約が必要です。
テオティワカン遺跡は、紀元前2世紀から後7世紀まで繁栄した新大陸最大の都市遺跡です。その面積は23km2にも及び、平安京とほぼ同じ広さを持っています。最盛期には20万人以上の人口を抱え、当時のローマ帝国の首都コンスタンチノープルに匹敵すると言われ、中央集権的な政治組織と高度な経済組織を持ち、メキシコ盆地の政治、経済、宗教の中心と考えられています。後650年頃に大火災に見舞われ、謎の滅亡を遂げ、それから500年後の後世のアステカ人たちはこの廃墟を発見します。その規模に驚嘆し、ナワトル語で「テオティワカン(神々の座所)」と呼んだことがその名の由来だそうです。彼らはどこからやってきた民族なのか、どんな言語を使っていたのか、マヤ文明と違い複雑な文字体系を持たずに巨大な文明圏を築けたのはなぜなのか、今も不明で謎だらけですが、古典期のメソアメリカの国際都市として様々な言語が交差する中で隆盛を誇ったことは間違いないと言われています。
チチェンイッツァ遺跡は、カンクンから車で約2時間半、国道180号線を西へ200kmの地点にあります。マヤの言葉で「泉の湧くところ」という意味があり、セノーテと呼ばれる聖なる泉が2か所あります。建造物群は南側の「旧チチェン・エリア」(600年~800年頃)と北側の「新チチェン・エリア」(900年~1200年頃)の2つのエリアに分かれています。南側の旧チチェンには、プウク式の建造物が多くみられ、雨の神チャックが彫られています。一方、北側の新チチェンの建造物には、創造神ククルカン、すなわちケツァルコアトルのモチーフが多数みられ、メキシコ中央高地のトルテカ文明(トゥーラ遺跡)とのつながりも伺えます。
セノーテとは、長い年月をかけて雨水の浸食で地下の鍾乳洞や洞窟が崩落した穴に、地下水が溜まってできた泉のことです。透明な青い水と美しい景観で有名ですが、古代マヤ文明では、雨の神「チャック」が住む「聖なる泉」として神聖視され、いけにえを捧げる宗教儀式の場でもありました。現在ユカタン半島には約4000近くのセノーテがあります。トゥルム遺跡近くにあるグランセノーテ(Grand Cenote)は、規模も大きく、テーマパークのようにスノーケリングを楽しむことができるセノーテとして人気です。また、チチェンイッツァ遺跡そばにあるセノーテ・イキル(Cenote Ik-kil)は、直径60m、深さ40mもある巨大な井戸のようなセノーテです。巨木のツタが垂れ下がった神秘的な景観は珍しく、他では見られないとてもユニークなセノーテです。
区間 | スケジュール | |
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1 | 東京メキシコシティリマ | 午前:成田発、空路にて<メキシコシティ乗換え>リマへ 午後~深夜:リマ着後、現地係員がお出迎えしホテルへ(ドライバーのみ) (ホテル着後に、日本語係員が翌日からのご旅行日程に関してのご説明をおこないます) ※注:リマ到着が深夜となる場合は、翌日の日程によっては空港近郊ホテルを手配する場合がございます。 |
【リマ泊】/食事:朝×昼×夕× | ||
2 | リマクスコオリャンタイタンボマチュピチュ | ★A行程またはB行程のどちらかをご予約時にご選択ください。 【A行程】ピサックルートの場合
早朝:専用車にて空港へ(ドライバーのみ)朝:リマ発、空路にてクスコへ 午前:クスコ着後、専用車にて聖なる谷のピサックへ(ドライバーのみ) 途中、アンデスの生活博物館「アワナカンチャ」に立ち寄ります。 アルパカ、リャマ、ビクーニャ、グアナコなど南米ラクダ科動物と織物の見学ができます。 午前:ピサック遺跡観光とピサック村見学(自由観光) 「ミニマチュピチュ」の異名をもつ遺跡には段々畑、見張り台、太陽の神殿などがあり、小高い丘の上の頂上からは聖なる谷の素晴らしい眺望が楽しめます。 (※注:野菜市は火・木・日のみ開催、民芸品の市は毎日開催) その後、聖なる谷の風景を車窓から楽しみながらオリャンタイタンボへ 午後:オリャンタイタンボ遺跡観光(自由観光) インカ時代の要塞跡で、クスコのような、あのカミソリの刃を通さないほど精巧にできた見事な石組みがご覧いただけます。圧巻は特殊な石組みの巨大な「六枚屏風岩」です。 その後、鉄道駅へご案内します。 夜:オリャンタイタンボ発、列車にてマチュピチュへ 夜:マチュピチュ駅着後、ご自身でホテルへ(徒歩圏内) 【B行程】モライルートの場合
早朝:専用車にて空港へ(ドライバーのみ)朝:リマ発、空路にてクスコへ 午前:クスコ着後、専用車にてモライ遺跡とマラス塩田へ(ドライバーのみ) 午前:モライ遺跡とマラス塩田観光(自由観光) マラス塩田は、プレインカ時代から続く傾斜面を利用した天日干しで塩を作る「白い塩田」で歴代のインカ皇帝ご用達の塩として有名です。モライ遺跡はインカ時代の農業試験場跡ともいわれる巨大な同心円状構造の段々畑で直径・高低差とも100m以上もあり、現在も本当の目的は解明されておらず謎の多い遺跡です。 その後、聖なる谷の風景を車窓から楽しみながらオリャンタイタンボへ 午後:オリャンタイタンボ遺跡観光(自由観光) インカ時代の要塞跡で、クスコのような、あのカミソリの刃を通さないほど精巧にできた見事な石組みがご覧いただけます。圧巻は特殊な石組みの巨大な「六枚屏風岩」です。 その後、鉄道駅へご案内します。 夜:オリャンタイタンボ発、列車にてマチュピチュへ 夜:マチュピチュ駅着後、ご自身でホテルへ(徒歩圏内) |
【マチュピチュ泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
3 | マチュピチュオリャンタイタンボクスコ | 午前:マチュピチュ遺跡観光(英語ガイド、または日本語ガイド) 早朝~朝:シャトルバスにてマチュピチュ遺跡へ(約30分) 登山の予定が入っている場合は、登山の前か後に遺跡観光が行われます。遺跡観光が終了した後、遺跡を退出して解散となります。 シャトルバスにてマチュピチュ村に到着した後は、列車の時間まではフリータイムです。 午後~夕刻:マチュピチュ発、列車にてオリャンタイタンボへ 夜:オリャンタイタンボ駅着後、専用車にてクスコのホテルへ(ドライバーのみ) オプショナルツアー
ワイナピチュ山、またはマチュピチュ山の登山 インカ橋の見学 サンクチュアリロッジの昼食 |
【クスコ泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
4 | クスコリマ | 午前:クスコ旧市街と近郊遺跡観光(日本語ガイド) (○ロレト通りとアトゥンルミヨク通り(12角の石)、○アルマス広場、○カテドラル、◎サント・ドミンゴ教会(コリカンチャ=太陽の神殿)、◎サクサイワマン(要塞跡)、◎ケンコー(祭礼場跡)、プカプカラ(要塞跡)[車窓]、◎タンボマチャイ(沐浴場跡)) 午後:観光後、フリータイム (出発時間まで自由にお過ごしください) 夕刻~夜:専用車にて空港へ(英語係員) 夜:クスコ発、空路にてリマへ 夜:リマ着後、ご自身でお乗換え |
【機中泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
5 | リマメキシコシティカンクン | 深夜:リマ発、空路にてメキシコシティへ 朝:メキシコシティ着後、メキシコシティ観光へ 午前~午後:テオティワカン遺跡とグアダルーペ寺院観光(日本語ガイド) (「死者の道」と呼ばれる約4kmのメインストリート沿いに並んでいる○太陽のピラミッド、○月のピラミッド、○ケツアルパパロトルの宮殿、○ジャガーの宮殿、◎グアダルーペ寺院) 観光後、メキシコシティ市内へ 着後、フリータイム (出発時間まで自由にお過ごしください) ※国立人類学博物館まで送迎して、その後フリータイムとすることも可能です。 夕刻:混載車にて空港へ(ドライバーのみ) 夜:メキシコシティ発、空路にてカンクンへ 深夜:カンクン着後、混載車にてホテルへ(日本語ガイド) |
【カンクン泊】/食事:朝×昼×夕× | ||
6 | カンクン | 終日:グランセノーテとチチェンイッツァ遺跡&セノーテ・イキル観光(★日本語混載) カンクンの南145km先にグランセノーテがあります。ここでシュノーケルをお楽しみ頂きます。その後、西145km先のチチェンイッツァ遺跡に向かいます(約2時間)。遺跡内では、高僧のお墓、教会、尼僧院、天文台、ククルカンの神殿(エル・カスティージョ)、戦士の神殿、いけにえの泉、金星の台座、鷲とジャガーの台座、大球戯場などを見学します。観光後、遺跡近くのセノーテ・イキルへ移動。ここで昼食をとります。遊泳を楽しんだ後、カンクンのホテルへ ※注意:遺跡・食事・セノーテの訪問順序は状況により変更があります。 |
【カンクン泊】/食事:朝○昼○夕× | ||
7 | カンクンメキシコシティ | 終日:フリータイム (白砂のビーチが広がるカリビアンリゾートをお楽しみ下さい) (お部屋は出発時間までご利用いただけます) 夕刻:車にて空港へ(ドライバーのみ) 夜:カンクン発、空路にてメキシコシティへ 夜:メキシコシティ着後、ご自身でお乗換え 深夜:メキシコシティ発、空路にて成田へ |
【機中泊】/食事:朝○昼×夕× | ||
8 | メキシコシティ | 深夜:メキシコシティ発、空路にて成田へ |
【機中泊】/食事:朝×昼×夕× | ||
9 | 東京 | 朝:成田着 |
2名様で参加 | 1名様で参加 | |
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ベーシック時期 | お問い合わせ | お問い合わせ |
利用予定航空会社 | アエロメヒコ航空 |
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利用予定ホテル | 下記または同等クラス ■リマ:ハビタット ■マチュピチュ:インティプンク・マチュピチュ ■クスコ:ロイヤルインカⅡ ■カンクン:インターコンチネンタル・プレジデンテ・カンクンリゾート指定 |
食事 | 朝食5回、昼食1回、夕食0回 |
参加人数 | 1名様 |
添乗員 | 同行しません。 |
査証(ビザ)について | ペルー、メキシコは査証不要です。 |
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ペルー旅程における注意事項 |
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メキシコ旅程における注意事項 |
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航空座席の予約手配に関する注意事項 |
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その他注意事項 |
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