厳選!古代遺跡にこだわる【第5弾】
トルコ4大観光地をめぐる
カッパドキア・ハットゥシャ・ネムルト山・ギョベクリテペを満喫

トルコ歴史紀行7日間

TURKEY7D_005TK

ハットゥシャ遺跡/城壁の中に悪霊が入ることを防ぐ目的で造られた「獅子の門」
ネムルト・ダー(ネムルト山)遺跡/巨大な石像にはギリシャ文化とペルシャ文化の融合が反映
シャンルウルファ考古学博物館/ギョベクリテペ遺跡から出土したT字型の石柱
ギョベクリテペ遺跡/円形の石造りの構造の中に巨大な石柱が立つ
カッパドキアの風景/気球からカッパドキアの奇岩群を見下ろす
カッパドキアの風景/気球からカッパドキアの奇岩群を見下ろす
カッパドキアの風景/ピジョンバレー(鳩の谷)
カッパドキアの風景/ローズバレー
カッパドキアの風景/パシャバー
カッパドキアの風景/ギョレメ野外博物館
カッパドキアの風景/地下都市
カッパドキアの風景/地下都市
カッパドキアの風景/ウチヒサール

モデルプランのおすすめ概要

トルコ旅行で絶対に行きたい、こだわりのトルコ4大観光地めぐり・第5弾。カッパドキア遺跡・ハットゥシャ遺跡・ネムルト山・ギョベクリテぺ遺跡を訪問するトルコ歴史紀行です。

ポイント
  • トルコの観光は専用車利用の日本語ガイドによるプライベート観光です。
  • 「謎の巨大地下都市」に代表されるカッパドキアの見どころを地上と地下の両方でしっかりと観光します。
  • 「鉄の王国」ヒッタイト帝国の首都ハットゥシャの遺跡を訪問します。
  • 「アンティオコス1世の墓」とされるネムルト・ダー(ネムルト山)遺跡と、マラティヤ近郊にある、メソポタミアのシュメール文化の影響を色濃く残すアスランテペ遺跡を訪問します。
  • 「世界最古の巨石遺跡」ギョベクリテペ遺跡と聖書に登場するアブラハムの故郷シャンルウルファを訪問します。
訪問する世界遺産

ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群/ヒッタイトの首都 ハットゥシャ/ネムルト・ダウ/アルスランテペの遺丘/ギョベクリ・テペ

ウチヒサール城
カッパドキアのシンボル「ウチヒサール城」
カッパドキアの地下都市
カッパドキアの地下都市の様子
COLUMN

カッパドキアと地下都市

カッパドキアは、長い年月をかけて火山灰が堆積した台地で、風化によってできた奇岩が広がる驚くべき風景の町です。この奇妙な光景は地上だけでなく、地下にも広がっています。それが地下空間、つまり地下都市です。1963年、住民たちによって偶然発見され、その後本格的な調査が行われ、次々と新たな発見があり、現在も発掘調査が続いています。特に有名なのが「カイマクール」と「デリンクユ」です。地下都市には何本もの見事な換気シャフトがあり、耐荷重構造で何層にもなっており、人々が長期間にわたって住むことができるように工夫された素晴らしい構造です。歴史学者によれば、ヒッタイト人が紀元前15世紀~12世紀にこの地下空間を建造したとする説が有力で、その後、紀元前6世紀にはゾロアスター教徒が、7世紀以降にはビザンツ帝国のキリスト教徒がイスラム勢力による迫害を逃れて利用していたと考えられています。未発見の地下都市を含めると総勢10万人とも20万人とも推測される収容人数を可能とする、巨大地下都市網の全容解明が期待されます。

ハットゥシャ遺跡
ハットゥシャ遺跡/城壁の中に悪霊が入ることを防ぐ目的で造られた「獅子の門」
ハットゥシャ遺跡
ハットゥシャ遺跡/ラムセス2世からの贈り物説があるグリーンストーン「願いの石」
COLUMN

ハットゥシャ遺跡

ハットゥシャ(Hattusha)は、紀元前17世紀から紀元前12世紀にかけて繁栄したヒッタイト帝国の首都です。政治的、軍事的、宗教的活動の中心地で、シュッピルリウマ1世(紀元前1350-1322年頃)の治世下で最盛期を迎えています。同時期にエジプトのツタンカーメンが死去し、彼の妻アンケセナーメンがヒッタイト王シュッピリウマ1世に再婚相手として彼の息子を要請。その要請を受けて息子のザナンザをエジプトに送りましたが、エジプトへ向かう途中で殺害され、両国の関係は悪化。その後、紀元前1274年のカデシュの戦いを経て、最終的にラムセス2世とヒッタイト王ハットゥシリ3世の間でカデシュ条約が結ばれ、両国の間に平和がもたらされることになりました。その平和の証のひとつとして贈呈されたのが、「願いの石(グリーンストーン)」だとの説もあります。

ネムルト・ダー遺跡
ネムルト・ダー遺跡/巨大な石像にはギリシャ文化とペルシャ文化の融合が反映
ネムルト・ダー遺跡
ネムルト・ダー遺跡/巨大な人工の丘の前にはアンティオコス1世と神々の像が並ぶ
COLUMN

ネムルト・ダー(ネムルト山)遺跡

ネムルト・ダー(ネムルト山)遺跡は、紀元前1世紀にコンマゲネ王国の王アンティオコス1世によって建造され、彼の神格化と王国の繁栄を象徴しています。遺跡はギリシャ文化とペルシャ文化の融合を反映しており、その後ローマ帝国の併合により一度は放棄されましたが、19世紀に再発見されて以来、その歴史的価値が再評価されています。アンティオコス1世の墓と考えられているこの遺跡は、山頂にある高さ約50mの人工の丘と、その周囲に配置された巨大な石像群で構成されています。石像はアンティオコス1世を含むギリシャとペルシャの神々、動物(ライオンと鷲)などを表しており、これらの像は約8mから10mの高さがあり、東、南、そして西のテラスに配置されています。アンティオコス1世は、自らを神々の一員と見なし、死後も神として崇拝されることを望み、彼の功績を称える碑文が刻まれています。

アスラン・テペ遺跡
アスラン・テペ遺跡
COLUMN

アスラン・テペ遺跡

マラティヤの北約4kmほどに位置するアスラン・テぺ遺跡は、古代オリエントにおける初期の都市文明の発展を理解する上で非常に重要な遺跡です。トルコ語で「獅子の丘」の意味をもつアスラン・テぺは、1961年に始まった発掘で、シュメールやアッカドなどの古代メソポタミア文明の特徴的な遺物である「円筒印章」や、楔形文字で書かれた文書「粘土板」など、行政や商業活動に関連するものが多数発見されています。古くはシュメール文明にはじまり、アッカド帝国や古バビロニア、そしてヒッタイト帝国などの様々な文化や帝国の支配下にありながら、何千年という長い歴史の中で存続した稀有な古代都市だったといえます。

ギョベクリ・テペ遺跡
ギョベクリ・テペ遺跡/円形の石造り構造の中に巨大な石柱が立つ
ギョベクリ・テペ遺跡
シャンルウルファ考古学博物館/ギョベクリ・テペ遺跡から発掘されたT字型石柱
COLUMN

ギョベクリ・テペ遺跡

シャンルウルファ郊外に位置するギョベクリ・テペ遺跡は、考古学上極めて重要な遺跡です。今から約12000年前(紀元前10000年頃)にさかのぼる巨大な石造物群で、直径10mから30mに達する円形の石造りの構造がいくつも存在し、中央には高さが3m以上あるT字型の巨大な石柱が立っています。これらの石柱は環状に配置されており、儀式や宗教的な活動に使われたと考えられています。石柱には様々な動物のレリーフが施されており、これらの動物には、現在この地域には生息していない種も含まれており、レリーフにはキツネ、ライオン、イノシシ、蛇、鳥などが描かれています。ギョベクリ・テペの年代と、聖書に記述されるノアの箱舟の時代(大洪水)が一致する可能性があることから、一部の研究者や学者はこの遺跡と聖書の物語を関連付けて考察しています。

日程表

区間 スケジュール
1 東京飛行機イスタンブール 深夜:東京(羽田)発、空路にて<イスタンブール乗換え>ネブシェヒルまたはカイセリへ
【機中泊】/食事:朝×昼×夕×
2 イスタンブール飛行機ネブシェヒルまたはカイセリ車カッパドキア 午前:ネブシェヒルまたはカイセリ着後、カッパドキア観光へ
終日:カッパドキア観光
(◎ギョレメ野外博物館、○ギョレメパノラマ、◎ウチヒサール城(城塞の中を上ります)、○ピジョンバレー、◎パシャバー、○ローズバレー)
途中、レストランにて昼食
夜:ホテルにて夕食
【カッパドキア泊】/食事:朝×昼○夕○
3 カッパドキア車ボアズキョイ車カッパドキア 朝:専用車にてボアズキョイへ(約3時間)
午前:ボアズキョイおよび周辺観光
(◎アラジャホユック遺跡、◎ハットゥシャ遺跡、◎ヤズルカヤ遺跡、◎ボアズキョイ博物館など)
途中、レストランにて昼食
観光後、カッパドキアへ戻ります。
夜:ホテルにて夕食
【カッパドキア泊】/食事:朝○昼○夕○
4 カッパドキア車ネブシェヒルまたはカイセリ飛行機イスタンブール飛行機マラティア 午前:カッパドキア観光
(◎デリンクユ地下都市)
観光後、専用車にて空港へ
(移動途中にレストランにて昼食)
午後:ネブシェヒルまたはカイセリ発、空路にて<イスタンブール乗継ぎ>マラティアへ
夜:マラティア着後、専用車にてホテルへ
【マラティア泊】/食事:朝○昼○夕×
5 マラティヤ車ネムルート山車シャンルウルファ 午前:アスラン・テペ遺跡を訪問します。
その後、ネムルートへ(約2時間)
途中、レストランにて昼食
午後:ネムルト・ダー(山頂)観光
その後、専用車にてシャンルウルファへ(約4時間)
夜:ホテルにて夕食
【シャンルウルファ泊】/食事:朝○昼○夕○
6 シャンルウルファ飛行機イスタンブール 午前:ギョベクリ・テペ遺跡観光
昼:レストランにて昼食
午後:シャンルウルファ観光
(◎考古学博物館、○リズヴァニエ・モスク)
観光後、専用車にて空港へ
夜:シャンルウルファ発、空路にてイスタンブールへ
夜:イスタンブール着後、ご自身でお乗換え
【機中泊】/食事:朝○昼○夕×
7 イスタンブール飛行機東京 深夜:イスタンブール発、空路にて帰国の途へ
夜:羽田着
日程表の見方
◎:入場観光、○:下車観光
時間帯の目安
交通手段アイコン
飛行機:飛行機/ 車:車/ バス:バス
船:船/ボート:ボート/ 列車:列車

参考料金

2名様で参加 1名様で参加
ベーシック時期 お問い合わせ お問い合わせ
  • 上記の参考料金はモデルプラン通りの日程をもとに算出したお一人様あたりの旅行代金の目安額です。
  • 参考料金には燃油サーチャージや空港諸税は含まれておりません(別途かかります)。
  • 利用予定航空会社以外をご指定の場合、またはエコノミークラス以外をご指定の場合は追加代金により適用可能です。
  • その他、訪問地の変更、日程の延長、ホテル指定など、お客様のご要望に合わせた日程づくりが可能です。

実施内容

利用予定航空会社 ターキッシュエアラインズ
利用予定ホテル 下記または同等クラス
■カッパドキア:ペリッシア
■マラティア:アネモン・マラティア
■シャンルウルファ:ダブルツリーバイヒルトン
食事 朝食4回、昼食5回、夕食3回
参加人数 1名様
添乗員 同行しません。

注意事項

査証(ビザ)について トルコは査証不要です。
トルコ旅程における注意事項
  • 車両とガイドについて:
    専用車を利用して観光は日本語ガイドがご案内します。空港送迎はドライバーまたは日本語アシスタントがご案内します。
  • トプカプ宮殿は火曜日が休館の為、該当する場合は訪問しませんので予めご了承ください。
  • グランドバザールは日曜日が休みの為、該当する場合は代わりにイスティクラル通りを訪問します。
  • ローズバレーの夕日観賞は、天候の関係でご覧いただけない場合がございますので予めご了承下さい。
  • トルコ観光の入場及び下車観光は、上記の曜日以外にも、現地事情により急遽観光が出来ない場合もございますので予めご了承下さい。
航空座席の予約手配に関する注意事項
  • フライトスケジュールの変更やお見積り時の旅行代金で利用する航空座席の予約クラスが満席の場合、追加代金がかかるお座席をご提案する場合がございます。
  • 各地の国内線は、ご予約と同時に即発券となり、発券後のキャンセルはできません。そのため、予約のタイミングを見計らって手配を進めますが、残席数が少なくなった場合は、即時発券させていただきます。その場合は通常の取消規定とは別にご案内する所定の取消料が適用されますのでご注意ください。
その他注意事項
  • 燃油サーチャージ、空港諸税、現地ガイドへのチップ等は旅行代金に含まれておりません。
  • ご利用いただく区間によっては、お預け手荷物費用が無料ではなく有料(現地払い)となる場合がございます。
  • 日程表上の国内線の時刻は、予告なしに変更となる場合がございますので目安としてご参照ください。
  • 乗り継ぎ地での搭乗手続きは、お客様自身で行っていただきます。